ゴッホとゴーギャン展

巨匠2人の関係性から作品や背景を掘り下げる

19世紀末に活躍した2人の画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853〜1890)とポール・ゴーギャン(1848〜1903)。約2カ月の共同生活を送った2人の関係性に着目し、新たな視点からそれぞれの作品を展観する企画展です。

ファン・ゴッホは27歳から独学でデッサンを始めます。バルビゾン派の作品を手本として、現実の世界の日常を写実的に描きました。一方のゴーギャンは、26歳のときに画塾でピサロと出会い、印象派の様式を踏襲、次いで想像から表現する独自の作風を確立していきます。
 1888年10月から約2カ月間、2人は共同生活を送りました。その間、ファン・ゴッホが想像から作品を制作するゴーギャンのスタイルを試みるなど、互いに大きく影響し合っています。共同生活後も、1890年にファン・ゴッホが亡くなるまで、書簡による交流が続きました。

本展では、オランダのファン・ゴッホ美術館、クレラー=ミュラー美術館を中心にヨーロッパ各地や国内の美術館から、ファン・ゴッホとゴーギャンの油彩画約50点と、2人に影響を与えたジャン=フランソワ・ミレー、クロード・モネ、カミーユ・ピサロなどの油彩画約10点を、5章に分けて紹介します。互いがそれぞれに「最高傑作」と称した2点のアルルの「収穫」が特別に出品。ゴーギャンの《ブドウの収穫、人間の悲惨》は日本初公開となり、必見です。

フィンセント・ファン・ゴッホ	《収穫》	1888年6月	ファン・ゴッホ美術館(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)	©Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)
フィンセント・ファン・ゴッホ	《タマネギの皿のある静物》	1889年1月初め	クレラー=ミュラー美術館	©Kröller-Muller Museum, Otterlo
ポール・ゴーギャン	《肘掛け椅子のひまわり》	1901年	E.G. ビュールレ・コレクション財団	©Foundation E. G. Bührle Collection, Zurich
ポール・ゴーギャン	《タヒチの3人》	1899年	スコットランド国立美術館	©Scottish National Gallery
開催概要
展覧会名 ゴッホとゴーギャン展
会期 2016年10月8日(土) 〜12月18日(日)
休室日 月曜日、10月11日(火)
※ただし、10月10日(月・祝)は開室
時間 9:30〜17:30(金曜および10月22日(土)、11月2日(水)・3日(木・祝)・5日(土)は20:00まで)
※入室は閉室時間の30分前まで
会場 東京都美術館
台東区上野公園8-36 
観覧料 一般1,600円、大学生・専門学校生1,300円、高校生800円、65歳以上1,000円
公式サイト https://www.tobikan.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2016年9月更新