【開館50周年記念特別展】速水御舟の全貌― 日本画の破壊と創造―

23年ぶりに代表作が一堂に集結!画業の軌跡を振り返る

開館50周年を記念し、山種美術館の「顔」とも言える120点の速水御舟コレクションから厳選した作品に、他所蔵先の代表作も加えて総覧する23年ぶりの大規模な回顧展です。

40歳と短命だった速水御舟は、松本楓湖(まつもとふうこ)の安雅堂画塾で研鑽を積みます。兄弟子・今村紫紅に感化されたり、岸田劉生に影響を受けて洋画の写実的な表現を取り入れたり、宋代院体花鳥画から細密描写を生み出したりと、1つの技法に留まらず、生涯にわたり表現方法を研究し続けました。ヨーロッパ訪問時には人体の表現方法、晩年は水墨表現にも関心を寄せています。

本展では、山種証券(現・SMBCフレンド証券)の創業者、山崎種二が蒐集した作品に加えて、1976年旧安宅産業コレクションの約105点が加わり、“御舟美術館”の異名を持つ同館所蔵の作品に、個人や他所蔵の代表作も加えて紹介。約90点の展示作品全てが御舟作品で、重要文化財《炎舞》や《名樹散椿》はもちろん、《墨竹図》、《彼南のサンパン》など、筆致や技法の異なる様を時系列で展観できます。

速水御舟《炎舞》【重要文化財】1925(大正14)年 絹本・彩色 山種美術館
速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】1929(昭和4)年 紙本金地・彩色 山種美術館
速水御舟《牡丹花 (墨牡丹)》1934(昭和9)年 紙本・墨画彩色 山種美術館
速水御舟《花ノ傍》1932(昭和7)年 紙本・彩色 株式会社 歌舞伎座
開催概要
展覧会名 【開館50周年記念特別展】速水御舟の全貌―日本画の破壊と創造―
会期 2016年10月8日(土) 〜 12月4日(日)
※会期中、一部展示替えあり
前期:10月8日(土) 〜 11月6日(日)
後期:11月8日(火) 〜 12月4日(日)
休館日 月曜日 (ただし10月10日は開館)、10月11日(火)
時間 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場 山種美術館
渋谷区広尾3-12-36 
入館料 一般 1,200円、高大生 900円
公式サイト http://www.yamatane-museum.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2016年9月更新