ヴェルサイユ宮殿≪監修≫ マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実

絵画、愛用品、再現された空間などから波乱の一生と人物像を探る

エリザベト=ルイーズ・ ヴィジェ・ル・ブランと工房 《フランス王妃マリー・アントワネット》 1785 年 ヴェルサイユ宮殿美術館 ©Château de Versailles (Dist. RMN-GP)/ ©Christophe Fouin

世界的にも広く知られるフランス王妃マリー・アントワネット。日本で初めてヴェルサイユ宮殿が企画・監修し、美術品や愛用品、再現された空間から激動の生涯を振り返り、人物像に迫る大規模な企画展です。

ハプスブルグ家の皇帝フランツ1世と、オーストリア大公マリア=テレジアの15番目の子どもとして誕生。14歳で当時フランス王太子だったルイ16世に嫁ぎ、19歳の時にルイ16世の即位に伴い王妃となります。4人の子どもを出産しますが、革命を経て37歳で断頭台の露と消えました。パリのファッション界の影響を受け、服やアクセサリー、髪型に至るまで、最新の流行を牽引したほか、母マリア=テレジアと同様に日本の漆器をコレクション。離宮プチ・トリアノンでは里村を造らせて私的交流を行いました。

本展では、皇女時代から断頭台で処刑されるまでの生涯や、死後の影響にも注目して、全13章立てで構成します。ヴェルサイユ宮殿で使われていたセーブル磁器の食器、最先端の流行に身を包んだ姿や家族と並ぶ肖像画、フェルセン伯爵への愛をつづった手紙(複製)、処刑日に履いていたとされる靴など多岐にわたり、その暮らしぶりを具体的に捉えられるのが特徴です。一番の目玉は、ヴェルサイユ宮殿外では初の試みとなる、王妃の私的空間の再現。「プチ・アパルトマン」の浴室、居室を実際に使った家具や同時代の浴槽などとともに原寸大で公開します。王妃の好みが反映された空間を体感できるのも本展の特徴です。


フランツ・クサーヴァー・ヴァーゲンシェーン 《チェンバロを弾くオーストリア皇女マリー・アントワネット》 1769-1770 年頃 ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien
ビュルマ社 シャルル・オーギュスト・べメールとポール・バッサンジュの原作に基づく《王妃の首飾り(複製)》  1960-1963 年 ヴェルサイユ宮殿美術館 ©Château de Versailles (Dist. RMN-GP)/ ©Jean-Marc Manaï
ウィリアム・ハミルトン 《 1793年10月16日死刑に処されるマリー・アントワネット》 1794 年 ヴィジル、フランス革命美術館 ©Coll. Musée de la Révolution française/Domaine de Vizille

開催概要
展覧会名 ヴェルサイユ宮殿≪監修≫ マリー・アントワネット展
美術品が語るフランス王妃の真実
会期 2016年10月25日(火) 〜 2017年2月26日(日)
休館日 会期中無休
時間 10:00〜20:00(ただし、火曜日および10月27日(木)は17:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 森アーツセンターギャラリー
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階 
入館料 一般 1,800円、高大生 1,200円、小中生 600円
公式サイト http://www.ntv.co.jp/marie/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2016年10月更新