創業から60年にわたるデザインの変遷を製品や自筆スケッチなどから顧みる
大胆な色遣いや柄で知られるフィンランドのブランド“マリメッコ”。ファブリック、ドレスや資料計200点以上を通して、創業から60年にわたる歴史とデザインの変遷を顧みる企画展です。
1951(昭和26)年、アルミ・ラティアによって創業。テキスタイルデザインを学び、広告代理店で経験を積んだラティアのもとに集ったデザイナー達の個性的なデザインと、巧みなPR戦略によって、1960年代には世界的なブランドへと飛躍していきます。図案デザイナーのマイヤ・イソラは、1949〜87年の間に約500種類の図案を作り上げました。
本展では、ヘルシンキのデザイン・ミュージアムに所蔵されているファブリック約50点、ヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチ、各時代の資料など約200点を3部構成で紹介します。
「はじめに−マリメッコとは?」では、1950〜2000年代の象徴的な柄の入ったファブリックを総覧。「マリメッコの歩み 1951−2016」では、1960年代、1970年代、世界的ブランドとなった現代と時系列に作品が並ぶほか、各時代に活躍したデザイナーや日本人デザイナーのインタビュー、ジャクリーン・ケネディが所有していたドレスも展示されます。「デザインの芸術」では、デザインの描き起こしから製品化されるまでの過程を、工場の映像やデザイナー自筆のスケッチを交えて紹介。デザインの変遷から製品工程まで、幅広く学べます。
展覧会名 | マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル |
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会期 | 2016年12月17日(土) 〜 2017年2月12日(日) |
休館日 | 1月1日(日・祝) |
時間 | 10:00〜19:00(12/31を除く金・土は21:00まで) ※入館は各閉館時間の30分前まで |
会場 | Bunkamuraザ・ミュージアム 渋谷区道玄坂2-24-1 |
入館料 | 一般 1,400円、高大生 1,000円、小中生 700円 |
公式サイト | https://www.bunkamura.co.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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