マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―

手紙を軸に巨匠2人の友情と作品への影響を探る

アンリ・マティス《ラ・フランス》1939年 公益財団法人ひろしま美術館

国立美術学校で共に学びながらも、全く異なる画風を確立したアンリ・マティス(1869〜1954)、ジョルジュ・ルオー(1871〜1958)の2人の巨匠。約半世紀にわたってやり取りした手紙と同時期の作品を展観しながら、2人の友情に迫る企画展です。

本展は4章立てで構成。第1章は、国立美術学校のギュスターヴ・モロー教室時代からサロン・ドートンヌへの出品やフォーヴィスムといった若年期を取り上げます。第2章は、2つの世界大戦が起こる中で、マティスの息子ピエールがニューヨークで画商としてルオー作品を扱い、日本に入った作品を紹介。第3章は、出版人テリアードが発行した芸術誌『ヴェルヴ』の表紙制作など、油彩画を自由に発表できなかった占領時代をクローズアップ。ナチスの侵攻を機に描かれたマティスの《ラ・フランス》も展示されます。第4章は、マティスの『ジャズ』と、ルオーの《聖顔》などに代表される宗教的画題を対比させながら、それぞれが到達した境地を展観します。

ジョルジュ・ルオー財団から出品される、モロー教室時代のデッサンや油彩画《聖ジャンヌ・ダルク》など、4点の絵画と3点のタピスリー、マティスがルオーに宛てた直筆の手紙2点が発来日。ルオー『気晴らし』シリーズも世界で初めて、全15点が一挙に公開されます。


マティスからルオーへの手紙 1946年11月4日 ジョルジュ・ルオー財団、パリ
ジョルジュ・ルオー《聖ジャンヌ・ダルク》「古い町外れ」1951年 個人蔵(ジョルジュ・ルオー財団協力)、パリ
ジョルジュ・ルオー《秋の夜景》1952年 パナソニック 汐留ミュージアム
開催概要
展覧会名 マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―
会期 2017年1月14日(土) 〜3月26日(日)
休館日 1月18日(水)、25日(水)、2月1日(水)、8日(水)、15日(水)
時間 10:00〜18:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場 パナソニック 汐留ミュージアム
港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F 
入館料 一般 1,000円、65歳以上 900円、大学生 700円、中高生 500円
公式サイト http://panasonic.co.jp/es/museum/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2017年1月更新