オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき

本邦初! 19世紀末のパリで花開いた一大美術運動を紐解く

ピエール・ボナール	《格子柄のブラウス》	1892年	油彩/カンヴァス	© RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

印象派の後に活躍した、ボナール、ドニ、ヴァロットンに代表されるナビ派に着目し、表現方法や主題の特徴を展観しながら、その魅力や20世紀美術へのつながりを紐解く企画展です。オルセー美術館所蔵のナビ派コレクションから厳選された80点が来日し、国内で初めて本格的に紹介されます。

1880年代末、ゴーガンの美学から影響を受けたボナール、ドニ、ランソンらは、新たな美の「ナビ(ヘブライ語で預言者)」と称する前衛グループを結成。室内や公園といった日常の都市生活や神秘的な宗教や夢などを主題に、フラットな色の面と非現実的な色彩で独特な世界観を表現しました。洗練された装飾性と深い内面性は20世紀の美術運動を予兆する革新的なものとして、近年国際的にも評価が高まっています。

本展では、ナビ派の特徴を第1章 ゴーガンの革命、第2章 庭の女性たち、第3章 親密さの詩情、第4章 心のうちの言葉、第5章 子ども時代、第6章 裏側の世界に分けて解説。順を追って見ることで、代表的なテーマが把握できるのがポイントです。影響を受けたゴーガンの《「黄色いキリスト」のある自画像》、結成のきっかけとなったセリュジエの《タリスマン(護符)》、ボナールの連作《庭の女性たち》、ヴュイヤールの連作《公園》など、同派を代表する作品が集まります。


ポール・ゴーガン	《「黄色いキリスト」のある自画像》	1890-1891年	油彩/カンヴァス	© RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF
フェリックス・ヴァロットン	《化粧台の前のミシア》	1898年	デトランプ/厚紙	© RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
モーリス・ドニ	《ミューズたち》	1893年	油彩/カンヴァス	© Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF
開催概要
展覧会名 オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき
会期 2017年2月4日(土) 〜 5月21日(日)
休館日 月曜日(ただし3月20日、5月1日・15日は開館)
時間 10:00〜18:00
※祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 三菱一号館美術館
千代田区丸の内2-6-2  
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入場料 一般 1,700円、高大生 1,000円、小中学生 500円
公式サイト https://mimt.jp
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2017年1月更新