ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展

カラー写真のパイオニアと称されたアメリカの伝説の写真家

ソール・ライター 《雪》 1960年 発色現像方式印画 ソール・ライター財団蔵 ©Saul Leiter Estate

ニューヨークでファッション・カメラマンとして活躍し、天性の色彩感覚によって「カラー写真のパイオニア」と称された写真家 ソール・ライター。200点以上の写真、絵画、資料などを集め、同氏の創造の秘密に迫ります。

1923年アメリカ、ピッツバーグに生まれたソール・ライターは、ユダヤ教の神学校で教育を受けるものの情熱を見出せず、独学で絵を描き始めます。1946年大学を中退し、ニューヨークへ出て、画家リチャード・プセット=ダートと出会いました。写真を使って作品を創作していたプセット=ダートとの親交を通じて、写真術を習得。1948年頃から、ファッション誌のカメラマンとして活躍しますが、1981年には仕事が減少、自分のためだけに作品を創造するようになりました。
 2005年ニューヨークのギャラリーで開かれた写真展に偶然立ち寄ったドイツの出版社「シュタイデル社」の創業者によって、翌年に作品集『Early Color』を出版。世界中からオファーが殺到するようになり、一躍名前を知られるようになります。

本展では、2015年に創設された財団が所蔵するカラー写真、モノクロ写真、絵画作品、使用していたカメラ、スケッチブックなど200点以上を紹介します。独自の哲学に満ちた人生観を作品や資料によって辿ることができる日本初の回顧展です。


ソール・ライター 《ペリー・ストリートの猫》 1949年頃 ゼラチン・シルバー・プリント ソール・ライター財団蔵 ©Saul Leiter Estate
ソール・ライター 《散髪》 1956年 発色現像方式印画 ソール・ライター財団蔵 ©Saul Leiter Estate
ソール・ライター 《ジェイ》 1990年頃 印画紙の上にグワッシュ、カゼインテンペラ、水彩絵具 ソール・ライター財団蔵 ©Saul Leiter Estate

作品画像はすべて、ソール・ライター財団蔵 ©Saul Leiter Estate

開催概要
展覧会名 ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展
会期 2017年4月29日(土・祝) 〜 6月25日(日)
休館日 5月9日(火)、6月6日(火)
時間 10:00〜18:00(毎週金・土は21:00まで)
※入館は各閉館時間の30分前まで
会場 Bunkamuraザ・ミュージアム
渋谷区道玄坂2-24-1 
入館料 一般 1,400円、高大生 1,000円、小中生 700円
公式サイト http://www.bunkamura.co.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2017年4月更新