料紙の装飾の観点から書の作品に親しむ
技法などが複雑で、見所が分かりづらいといわれる日本美術。中でも、書の作品にアプローチする方法の一つとして料紙に注目し、その装飾技法や用語を解説する企画展です。
日本美術は敷居が高い、見所が分かりにくいと苦手意識を持つ人もいます。特に、書の作品は「読めない」と敬遠されがちなジャンルです。贈答用などで特別にあつらえた歌集、豪華に装飾された写経などに用いられた料紙は、金、銀、雲母といった装飾技法が凝らされ、一部分を掛物に改装したものも多く伝わりました。
本展では、コレクション作品を中心に実物を目の当たりにしながら、料紙の装飾に使われている技法を解説します。国宝の《無量義経》では、細かく切った金箔を散らした“
展覧会名 | 企画展 「はじめての古美術鑑賞 ―紙の装飾―」 |
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会期 | 2017年5月25日(木) 〜 7月2日(日) |
休館日 | 月曜日 |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 根津美術館 港区南青山6-5-1 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,100円、高大生 800円 |
公式サイト | https://www.nezu-muse.or.jp/ |
問合せ | 03-3400-2536 |
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