日本の家 1945年以降の建築と暮らし

日本の建築家による75件の住宅を模型、図面、写真、映像などで紹介

藤本壮介 House NA(2011) © Iwan Baan

公共建築を中心に担う欧米諸国の建築家と比べて、個人住宅の建築も多く手掛ける日本の建築家。1945年以降に手掛けられた、建築家による住宅建築の変遷をたどる企画展です。2016年11月からローマで、2017年3月にはロンドンで開催された国際展の東京開催となります。

借家が中心だった戦前から、1945年の終戦を境に土地を買って家を建てる政策に変わり、建築家が住宅を手掛けるようになります。この住宅建築を手掛けている点は、日本ならではの特徴です。戦後のライフスタイルの変化と共に家も変わり、クライアントと建築家の双方によって様々な試みがなされてきました。

本展では、アトリエ・ワンが会場デザインを担当。名作から現代社会を反映した話題作まで、75件の住宅建築を「プロトタイプと大量供給」、「大地のコンクリート」、「家族のあり方」など、13のテーマに分けて展観します。多角的な楽しみ方ができるよう、模型、図面、写真、映像など400点以上がそろい、名作のひとつに挙げられる《斎藤助教授の家》(清家清)は家具付きの実物大模型で登場し、中に入ることができます。1950年代のアントニン・レーモンドや丹下健三の自邸、無印良品の住宅商品シリーズのひとつ「木の家」の礎となった《箱の家》(難波和彦)、《中野本町の家》(伊東豊雄)、《ニラハウス》(藤森照信)、《森山邸》(西沢立衛)など、さまざまなタイプの住宅建築が見られるほか、クライアントのインタビュー映像も放映されます。


石山修武 開拓者の家(1986) © 石山修武
伊東豊雄 中野本町の家 / White U(1976) 写真:多木浩二
丹下健三 住居(1953) 写真提供:内田道子
出品建築家一覧
相田武文
青木淳
東孝光
アトリエ・ワン(塚本由晴+貝島桃代)
阿部勤
安藤忠雄
五十嵐淳
生物建築舎(藤野高志)
生田勉
池辺陽
石山修武
伊東豊雄
乾久美子
o+h(大西麻貴 +百田有希)
大野勝彦+積水化学工業
岡啓輔
柄沢祐輔
菊竹清訓
岸和郎
隈研吾
黒川紀章
黒沢隆
金野千恵
坂倉準三
坂本一成
篠原一男
篠原聡子
島田陽
白井晟一
清家清
妹島和世
丹下健三
手塚建築研究所(手塚貴晴+手塚由比)
dot architects(家成俊勝+赤代武志)
中川エリカ
中山英之
難波和彦
西沢大良
西沢立衛
西田司
長谷川逸子
長谷川豪
広瀬鎌二
藤井博巳
藤本壮介
藤森照信
前川國男
増沢洵
宮本佳明
無印良品
毛綱毅曠
山下和正
山本理顕
吉阪隆正
吉村順三
アントニン・レーモンド
開催概要
展覧会名 日本の家 1945年以降の建築と暮らし
会期 2017年7月19日(水) 〜 10月29日(日)
休館日 月曜日(ただし9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)
時間 10:00〜17:00(金・土曜は21:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 東京国立近代美術館
千代田区北の丸公園3-1 
>> 会場の紹介記事はこちら
観覧料 一般 1,200円、大学生 800円
公式サイト http://www.momat.go.jp/am/exhibition/the-japanese-house/
問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年7月更新