貴重な原画から銀行や新聞の広告まで!
まだ知らないムーミンとその仲間たちがやってくる
愛らしい姿とユーモアあふれる言葉で、世界中のファンを魅了するムーミンとその仲間たち。2019年3月には、埼玉県飯能市にムーミンの物語を追体験できるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」が誕生するなど、日本人にも愛されるキャラクターとして知られている。
フィンランドを代表する芸術家、トーべ・ヤンソン(1914〜2001)が生みだした「ムーミン」シリーズは、小説、絵本、新聞連載コミック、アニメ、商品などさまざまなかたちで親しまれてきた。本展では、その多彩なアートと奥深い物語の魅力を、約500点の展示品で紹介する。
フィンランド・タンペレ市にある世界で唯一の「ムーミン美術館」の約2000点の所蔵からは、貴重な原画やスケッチのほか、トーベがムーミン小説を手がける前に描いていたスウェーデン語系の政治風刺雑誌「GARM」の挿絵など、選りすぐりの作品が来日。具体的には、これまでに出版された全てのムーミン小説「小さなトロールと大きな洪水」「ムーミン谷の彗星」「たのしいムーミン一家」「ムーミンパパの思い出」「ムーミン谷の夏まつり」「ムーミン谷の冬」「ムーミン谷の仲間たち」「ムーミンパパ海へいく」「ムーミン谷の十一月」と、絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」のさまざまなシーンを原画やスケッチで紹介する。
さらに注目は、トーベの姪ソフィア・ヤンソンが会長を務めるムーミンキャラクターズ社保有の貴重なコレクション。“まぼろしのムーミン人形”ともいわれるアトリエ・ファウニのムーミンフィギュアやイースターカード、アドベントカレンダーの原画、銀行や新聞の広告、トーベが最後まで手元に残しておいた作品など、小説や絵本では見たことがないムーミンとその仲間たちの多彩な表情にも出会うことができる。
また、2019年はフィンランドと日本の外交関係樹立100周年にあたることから、トーベが愛した日本を写真資料やスケッチで紹介するほか、浮世絵とムーミンを並べて展示するなど、日本での展示ならではの特別コーナーも登場する。
展覧会名 | ムーミン展 THE ART AND THE STORY |
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会期 | 2019年4月9日(火) 〜 6月16日(日) |
休館日 | 会期中無休 |
時間 | 10:00〜20:00、火曜日は17:00まで ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 森アーツセンターギャラリー 港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階 |
観覧料 | 一般 1,800円、中高生 1,400円、4歳〜小学生 800円 |
公式サイト | macg.roppongihills.com |
問合せ | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
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