我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである

日本を代表する現代アーティスト・草間彌生の、近作・新作を公開する最新の展覧会が草間彌生美術館にて開幕。

幼時に見た幻覚を描きとめ、その恐怖を克服することから創作活動を始めた草間彌生。以降彼女は、今日に至るまで幻覚や内面世界のヴィジョンを作品化し続けている。本展は、草間彌生が見る多様なヴィジョンをテーマに、過去10年間に制作された日本初公開及び世界初公開作品のみで構成される近作・新作展だ。
 最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」からは、1メートル四方の画面に自己の内面から溢れ出るヴィジョンをひたすら描き続けている最新作群のほか、花が部屋中を覆いつくす幻覚のヴィジョンを実現した参加型の最新プロジェクト《フラワー・オブセッション》、本展のために制作された没入型のインスタレーション作品《無限の鏡の間 - 宇宙の彼方から呼びかけてくる人類の幸福への願い》などが初公開。

恐怖をもたらす幻覚を、無限の宇宙の星屑の中に没入するような恍惚をもたらすヴィジョンへと変貌させ、宇宙や未知の世界への憧れを描く草間の世界。今なお無尽蔵に生み出され進化し続ける驚異的な制作の現在形を、贅沢な展示構成で楽しみたい。

草間彌生 我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである 2019 アクリル・キャンバス 100 x 100cm		© YAYOI KUSAMA
1F 外観 Photo by Shintaro Ono (Nippon Design Center, inc.)
草間彌生 マンハッタン自殺未遂常習犯の歌	2010 ビデオプロジェクション、鏡	サイズ可変、1分17秒 © YAYOI KUSAMA
草間彌生 無限の鏡の間 - 宇宙の彼方から呼びかけてくる人類の幸福への願い 2020 ミクストメディア 293.7 x 417 x 417cm © YAYOI KUSAMA
開催概要
展覧会名 我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである
会期 2020年7月30日(木)〜2021年3月29日(月)
休館日 火・水曜日、2020年12月28日(月)〜2021年1月7日(木)
時間 11:00〜17:30
会場 草間彌生美術館
新宿区弁天町107
観覧料 一般 1,100円、小中高生 600円
※日時指定の事前予約・定員制、当日券なし
※チケット詳細および最新の開館スケジュールは公式サイトをご確認ください
公式サイト https://yayoikusamamuseum.jp/
問合せ info@yayoikusamamuseum.jp
2020年7月31日更新