リニューアル・オープン記念展 Ⅲ 美を結ぶ。美をひらく。 美の交流が生んだ6つの物語

新収蔵品のお披露目にも期待!ミュージアムメッセージを体現した
古今東西のコレクションを、6つの物語で紹介

サントリー美術館のリニューアル・オープンを記念した展覧会の最後を締めくくる、第3弾「美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語」が12月16日より開幕。

サントリー美術館は、2007年3月、六本木の東京ミッドタウンに移転開館して以来「美を結ぶ。美をひらく。」をミュージアムメッセージに掲げ活動してきた。例えば、古いものと新しいものが時代の枠組みを越えて結びつく。東洋と西洋、国や民族といった文化の境界にとらわれず結びつき、新しい美が生まれる。このように異なるものが結び、ひらくことは美術の本質であり、絶えることのない交流の中で今なお魅力的な作品が生み出されている。
 本展覧会は日本美術を軸に、江戸時代から1900年パリ万博の約300年間にちりばめられた「美を結ぶ物語」「美をひらく物語」を、珠玉のコレクションから選び取って紹介。欧州も魅了された古伊万里、将軍家献上の使命で研ぎ澄まされた鍋島、東アジア文化が溶け込んだ琉球の紅型、西洋への憧れが生んだ和ガラス、東西文化が結びついた江戸・明治の浮世絵、そして異文化を独自の表現に昇華したガレ。国・時代・素材を越えて結び、ひらいた6つの美の物語が競演する。
 古伊万里の《色絵花卉文大皿》や《色絵松帆掛舟文皿》、エミール・ガレの壺《風景》など、新収蔵品のお披露目にも期待したい。

サントリー美術館のコレクションの幅広さと質の高さを実感すると共に、ミュージアムメッセージ「美を結ぶ。美をひらく。」の心意気も十分に感じられる、リニューアル・オープン記念展を締めくくるに相応しい企画展となりそうだ。

葡萄色地瑞雲に蝶桐散し模様裂地(部分) 一枚 琉球王国 第二尚氏時代 19世紀 サントリー美術館
薩摩切子 紅色被碗 一口 江戸時代 19世紀 サントリー美術館
隅田川夜 小林清親 大判錦絵 明治14年(1881) サントリー美術館

壺「風景」 エミール・ガレ 一口 1900年頃 サントリー美術館
色絵松帆掛舟文皿 一枚 江戸時代 元禄6年(1693)銘 サントリー美術館
重要文化財 染付松樹文三脚大皿 一枚 江戸時代 17〜18世紀 サントリー美術館
開催概要
展覧会名 リニューアル・オープン記念展 Ⅲ
美を結ぶ。美をひらく。 美の交流が生んだ6つの物語
会期 2020年12月16日(水)〜2021年2月28日(日)
※会期中、展示替えあり
休館日 火曜日(ただし2021年2月23日は開館)、12月28日(月)〜2021年1月1日(金・祝)
時間 10:00〜18:00
※金・土曜日、1月10日、2月10日・22日は20:00まで開館
※入館は各閉館時間の30分前まで
会場 サントリー美術館
港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
>> 会場の紹介記事はこちら
入館料 一般 1,500円、高大生 1,000円、中学生以下無料
公式サイト https://www.suntory.co.jp/sma/
問合せ 03-3479-8600
2020年12月3日更新