アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、そして、あなたの視点

長い歴史の中で育まれてきた、きらきらの螺鈿の魅力

写真表現を軸に活動する女性アーティスト5組による、移り変わる時代に存在する「境界」をテーマにした展覧会が、資生堂ギャラリーで開催。

私たちの住む世界が見えない脅威によりその様相を変えた2020年。先が見えないという、誰にも等しく訪れた新しい境界線を、人類は英知、連帯、そして想像力をもって超えていこうとしている。本展では、それぞれの女性アーティストが捉え、真摯に向きあっている「境界」を取り上げることで、この時代における鑑賞者の視点に問いを投げかける。
 展示作家は、広告をモチーフに別の視点から再構築するアネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、撮影された本の佇まいから背景や関係性を提示する潮田登久子、手縫いのオブジェを身につけたセルフポートレイトを起点に幅広い制作活動を展開する片山真理、「見る」という行為をインスタレーションで問う春木麻衣子、いくつもの「かつて当たり前であったはず」の境界を再提示する細倉真弓の5組。作風のみならずキャリアもライフステージも多様なアーティストの視点を通して見る世界は、私たちが見ている世界とは違っているかもしれないし、もしかしたら、似ているかもしれない。タイトルに「そして、あなたの視点」とあるように、本展を通じて鑑賞者それぞれの気づきや考えを深める機会となるだろう。

1919年の創設以来、常に時代を切り取る新しい表現を紹介し、継続的に女性アーティストを支援してきた資生堂ギャラリー。本展でも、女性の視点から、世界の見え方の多様性を提示し、多角的にダイバーシティを捉える機会を提供していく。

アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ「Remodeling Shiseido Gallery edition」 (2020) ©Anneke Hymmen & Kumi Hiroi
潮田 登久子「本の景色/BIBLIOTHECA」(2008)©Tokuko Ushioda, Courtesy of PGI
片山 真理「shadow puppet #014」(2016) &Mari Katayama.
春木 麻衣子「A certain composition of eyes 04」(2014) ©Maiko Haruki Courtesy of TARO NASU
細倉 真弓「NEW SKIN #65」(2019) ©Mayumi Hosokura
開催概要
展覧会名 アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、
そして、あなたの視点
会期 2021年1月16日(土)〜4月18日(日)
休館日 月曜日
時間 平日 11:00〜19:00
日祝 11:00〜18:00
会場 資生堂ギャラリー
中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
入館料 無料
公式サイト gallery.shiseido.com/jp/
問合せ 03-3572-3901
2021年1月26日更新