KeMCoグランド・オープン記念企画「交景:クロス・スケープ」

新たな大学ミュージアムKeMCoのグランドオープン記念展
3つの“景”で、オブジェクトと人の新たな景色を探る

慶應義塾大学三田キャンパス東別館に、新たな大学ミュージアム「慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)」が誕生。大学に長い時間をかけて蓄積してきたさまざまな作品や資料(オブジェクト)が、展覧会やイベントを通じて出会い、それらに関わる人びとが対話することによって、新しい景色が開かれることを目指す施設だ。

グランドオープン記念企画となる「交景:クロス・スケープ」展では、オブジェクトや人びとが交差するところに現れる景色の一端を「文字景」「集景」の2つの展覧会と、シンポジウム「本景」によって紹介。
 第1章「文字景 ― センチュリー赤尾コレクションの名品にみる文(ふみ)と象(かたち)」では、場所と時代を超えて広がる「漢字」や「ひらがな」などの文字文化の展開を、新しく慶應義塾に寄贈されるセンチュリー赤尾コレクションの名品と義塾に蓄積された資料を通して描き、その背後に広がる風景を探る。
 第2章「集景 ― 集う景色:慶應義塾所蔵文化財より」では、慶應義塾が所蔵する文化財のうち、卒業生の作品や、学内で形成された人的つながりをバックグラウンドにもつ作品を中心に紹介。『慶應義塾名品撰』に掲載された義塾所蔵の名品の一部を、実際に鑑賞できる機会となる。
 そして、シンポジウム「本景 − 書物文化がつくりだす連想の風景」では、慶應義塾ミュージアム・コモンズ機構長/慶應義塾大学文学部教授の松田隆美氏や、大英図書館前収書・司書部長のクリスチャン・イエンセン氏らが登壇し、書物が多様なアートのネットワークのなかで生み出す文化的風景、そして新たな視点の提供について多角的に検討する。

展覧会は事前予約をすれば誰でも無料で鑑賞でき、会期中はさまざまなワークショップやイベントも予定されている。

《三十六歌仙図屛風》近衛信尹賛  江戸時代初期(17世紀)
《平螺鈿背六花鏡》唐時代(7-8世紀)

小山敬三《浅間の夕月》1955年
宇佐美圭司《路上の英雄 No.3》1967年 ©Katsura Muramatsu (Caloworks)
大山エンリコイサム《FFIGURATI #314》2020年 ©Katsura Muramatsu (Caloworks)
開催概要
展覧会名 KeMCoグランド・オープン記念企画「交景:クロス・スケープ」
会期 2021年4月19日(月)〜6月18日(金)
休館日 土曜日、日曜日、祝日
時間 10:00〜18:00
会場 慶應義塾ミュージアム・コモンズ
港区三田2-15-45 (慶應義塾大学 三田キャンパス 東別館)
入館料 無料
※事前予約制
※詳細はこちらをご覧ください
公式サイト https://kemco.keio.ac.jp/
問合せ 03-5427-2021
2021年4月20日更新