アンサンブル・スタジオ展 Architecture of The Earth

地球規模で建築を考えるアンサンブル・スタジオの日本初個展

地球規模の視点と、自然と響きあうような力強い造形、独自の構法を軸に、建築の可能性を追求するアンサンブル・スタジオ。スペインとアメリカを拠点に活動を続ける彼らの、日本で初めての個展が実現。

アンサンブル・スタジオは、建築家アントン・ガルシア=アブリルとデボラ・メサが主宰する職能横断型チームとして、スペインのマドリードで2000年に設立された。彼らは単に建物のデザインを行うだけでなく、実験を通して自らの手で考え、建設方法まで考案することにより、他に類を見ない革新的な建築を生み出してきた。彼らの活動は近年、よりダイナミズムを増し、広大なスケールのプロジェクトも手がけるように。2016年にはアメリカのモンタナ州にあるティペット・ライズ・アート・センターにおいて、屋外彫刻のような一連の作品「ランドスケープの構造体」を発表。約48㎢の広大な敷地に点在する、先史時代の遺跡を思わせるような構築物は、大地を型枠に利用しながらも、現代の技術をベースに、モックアップによる検証、コンピューターを使ったモデリングなど、複雑な構造計算と建設プロセスを経て完成した。
 こうした彼らの活動は、地球規模で建築を考える「Architecture of The Earth」というテーマに結実している。本展覧会では、「地球」と「建築」の関係性の探究のなかから生まれたプロジェクトに焦点をあて、アンサンブル・スタジオ独自のリサーチ・設計・建設の過程を、模型や映像を通じて紹介する。会場の各空間は、それぞれのテーマ――「アイディアラボと中庭(リサーチ&デザイン)」「オーディオビジュアルランドスケープ(施工)」のもとで展開。アイディアから実現化へ、そして再びアイディアへと巡る旅の道のり、そして、現在も続く「終わることのない冒険」というテーマを表す循環を表現する。

ペトリファイド・リバー(石化した川)リサーチ(2017〜)©Ensamble Studio
スペイン著作権協会本部(スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステラ、2007)©Iwan Baan

トリュフ(スペイン、コスタ・ダ・モルテ、2010)©Iwan Baan
ランドスケープの構造体 インバーテッド・ポータル(裏返された門)(米国、モンタナ州、ティペット・ライズ・アート・センター、2016)©Iwan Baan

開催概要
展覧会名 アンサンブル・スタジオ展 Architecture of The Earth
会期 2021年6月24日(木)〜9月12日(日)
※会期や内容等を変更する場合あり
※最新の開館情報は公式サイトをご確認ください
休館日 月曜日、7月22日(木)・23日(金)、8月9日(月)〜16日(月)
時間 11:00〜18:00
会場 TOTOギャラリー・間
港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F
入館料 無料
※事前予約制
※詳細はこちらをご確認ください
公式サイト https://jp.toto.com/gallerma
問合せ 03-3402-1010
2021年6月11日更新