三菱創業150周年記念 三菱の至宝展

曜変天目から太刀、古典籍まで…三菱が誇る国宝全12点が丸の内に集結!

日本を代表する財閥・三菱を創業し、四代にわたり社長をつとめた岩崎家。日本の芸術文化の研究・発展を通じた社会貢献の歴史をたどりつつ、静嘉堂、東洋文庫の所蔵する国宝12点、重要文化財31点を含む美術工芸品、古典籍などに三菱経済研究所の所蔵作品をあわせて貴重な作品群100点余りを展観する、三菱創業150周年記念展。

三菱の創業は、1870年に土佐藩の事業を引き継いだ九十九商会の設立に遡る。以来、1945年の財閥解体に至るまで、創業家である岩崎家四代社長によって継承され発展を遂げた。初代・彌太郎、二代・彌之助、三代・久彌、四代・小彌太は、海運をはじめとする日本の産業の近代化を担うと同時に、当時の学者や芸術家との交流を通じて文化財に多大な関心を抱いた。経済発展をけん引し、国際感覚を持ち合わせた彼らのコレクションには、学問を礎とし、文化財の保存継承に努めるという社会貢献の性格が色濃く表れている。
 これらの収集品は現在、それぞれ静嘉堂と東洋文庫に収蔵されている。静嘉堂はおよそ20万冊の古典籍と6500点の日本・東洋美術品を、東洋文庫は漢籍・和書・洋書など約100万冊、中にはマルコ・ポーロの『東方見聞録』など、東西交流史において貴重な資料を多数所蔵している。まさに、東洋史、日本・東洋美術史を形作ったコレクションといえる。

本展の見どころは何といっても、三菱が誇る国宝全12点の出品。世界に完品は3点のみが伝存する奇跡の茶碗・国宝《曜変天目》、俵屋宗達の国宝《源氏物語関屋澪標図屏風》、国宝《太刀 銘 包永》、中国最古の詩集の唐時代の書写本・国宝『毛詩』、中国最初の正史で現存最古の古写本・国宝『史記泰本紀』など、静嘉堂と東洋文庫の所蔵品が一堂に会する貴重な機会となる。

国宝『与中峰明本尺牘』趙孟頫 元時代(14世紀) (公財)静嘉堂蔵 【展示期間:6月30日〜8月9日】
国宝《源氏物語関屋澪標図屏風》のうち「関屋図」俵屋宗達 江戸時代・1631(寛永8)年 (公財)静嘉堂蔵 【展示期間:8月11日〜9月12日】
国宝『毛詩』唐時代(7-8世紀) (公財)東洋文庫蔵 【展示期間:8月11日〜9月12日】
国宝『史記 夏本紀』 平安時代(12世紀) (公財)東洋文庫蔵 【会期中巻替えあり】
開催概要
展覧会名 三菱創業150周年記念 三菱の至宝展
会期 2021年6月30日(水)〜9月12日(日)
※会期中、展示替えあり
前期:6月30日(水)〜8月9日(月)
後期:8月11日(水)〜9月12日(日)
休館日 月曜日(ただし祝日・振替休日、7月26日、8月30日、9月6日は開館)、8月10日(火)
時間 10:00〜18:00
※夜間開館あり。詳細は公式サイトをご確認ください
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 三菱一号館美術館
千代田区丸の内2-6-2
入場料 一般 1,900円、高大生 1,000円、中学生以下無料
※各時間の入場人数に上限あり
※詳細はこちらをご確認ください
公式サイト https://mimt.jp/kokuhou12
問合せ 050-5541-8600 (ハローダイヤル)
2021年6月16日更新