高コスパな飲兵衛の楽園! 長野の酒のみを扱う立ち呑み屋兼酒屋

長野県信州おさけ村(新橋)

  • 2015/04/15
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信州の銘酒 利き酒セットとおつまみ信州の銘酒 利き酒セット 550円・750円・1,100円
※選ぶ銘柄により価格が異なる
※銘柄は毎月入れ替わる
※写真のおつまみは手前から信州サーモン(350円)、野沢菜わさび風味(350円)、野生種なめ茸(120円)
※価格はすべて税込

元々は、ごくフツーな街角の酒屋だった。ところが7年前、長野の酒のみを扱う、立ち呑み屋兼酒屋へ改装。「都内どころか地元でもこれだけそろう所はない」と店長の鈴木さんが語る通り、店内には日本酒に焼酎、ウィスキー、地ビール、ワインとあらゆる信州産の酒がひしめく。

立ち呑み客がこぞってオーダーするのは、70〜80種の日本酒から3つの銘柄を試せる「利き酒セット」。表面張力の限界まで注がれる気前よさに、シビアな新橋の客も思わず頬がゆるむ。しかも税込550円から頂けるとなれば飲兵衛たちが集まるワケ。「信州サーモン」や「シャモ味噌燻製」など郷土色豊かな“つまみ”も税込350円と税込120円の均一価格で供される。

安い・ウマイ店激戦区にあって、同店のCPの良さは界隈でも評判だ。「ウチは“有料試飲所”といったスタンスだからね」と、鈴木さん。実はココ、長野を代表する酒類商社の運営。信州の酒を知ってもらいファンを増やす―いわば“お酒に特化したアンテナショップ”なんだとか。そんな立ち位置だからこそ、この“飲兵衛の楽園”が実現したようだ。

  1. 酒屋スペース入り口
  2. おつまみやジャム
  3. 銘柄メモ
  4. 信州ワイン
  1. 店内と直結する酒屋スペース。気になったら即買える(!)飲兵衛にはたまらないシステム。ここには、立ち呑みメニューを超える約100種もの、信州産の酒が並ぶ
  2. 「野生種なめ茸」や「そば味噌」など税込1皿120円で供されるおつまみも購入可能。ほかには信州産フルーツで作ったジャムなどが用意されている。長野へ旅してお土産を忘れたら、ここでの調達もアリ!?
  3. 「利き酒」セットは銘柄を記した手書きメモとともに登場。気に入った酒の名がわかるように、との配慮が温かい
  4. 標高が高く、昼と夜の気温の差が激しい長野は、フランスの名ワイナリーが建つ土地とよく似ているそう。この環境を生かして作られた信州ワインもぜひ試してみたい。立ち呑みで味をみてから、好みのワインを買えるのも嬉しい
甘口からキリリと爽やかな端麗辛口まで。信州の酒はバリエーションに富んでいます
店長の鈴木さん店長の鈴木さん
冬から春にかけ仕込まれた酒を、夏の間、蔵で熟成させた「ひやおろし」が長野県酒造組合により毎年9月に解禁されます。角のとれたまろやかさと凝縮された旨味を楽しめますよ。
信州にある蔵元の数は、実は全国で3番目に多いんです。このデータは、美味しい酒を作るのに欠かせない清らかな水とよい酒米を入手できる土地の証。県内に広く散らばる蔵元が、良質な材料を基に、それぞれに伝わる技を反映させ酒作りに励んでいます。蔵元の数だけ個性がありますので、甘口から端麗辛口まで、様々な味わいの銘酒が誕生しています

基本情報

店舗外観
名称 信州おさけ村
所在地 港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1F
電話番号 03-3572-5488
営業時間 11:00〜21:30
※土曜は11:00〜18:30
定休日 土(月2回)、日祝
公式サイト https://www.nagano-sake.com/vil/

記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。