工芸を生かしたスマート空間で味わう松阪牛の濃厚スパゲティ

三重県三重テラス レストラン&カフェ(日本橋)

  • 2015/07/28
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松阪スパゲティ松阪スパゲティ 税込1,800円
※ランチタイムは、三重三昧三小鉢付き
※写真は、松阪スパゲティ、紀北町の鰹の生節と熊野マイヤーレモンドレッシングのサラダ、尾鷲マヒマヒのエスカベッシュ、伊勢志摩あおさのスープ

銀座と並びアンテナショップが集まる日本橋で、2013年にオープンした「三重テラス」。40代以上が中心で、三越や岡三証券など三重発祥の企業や出身者など縁のある人の利用も多い。

的矢カキ、黒アワビなどトップクラスの食材の良さを現代風に生かすため、シンプル調理のイタリアンを選んだという。
 人気は、松阪スパゲティ、伊勢海老のトマトクリームソース リングイネ、伊勢志摩の貝たちの白ワイン蒸しなど。パスタ類はランチタイムだと小鉢が付くのでお得だ。週替わりランチでは、伊勢赤鶏モモ肉のグリル、尾鷲マヒマヒのソテーなどが登場。魚介だけでなく、野菜も含めて旬の食材をメニューに取り入れている。

一番人気は、松阪牛の赤身モモ肉を使ったワンランク上のミートソース。サーロインは脂がソースに溶け出し肉がパサついてしまうため、力強い赤身を使用。バランス良く仕上がった麺に野性味のあるソースが絡む。食感が単調にならないように、イネ科のマコモダケのグリルが加わっていて好アクセントだ。

全38席のためランチ・ディナーとも予約で満席になる日も多く、当日でも事前に電話で確認した方が無難。14:30以降のカフェタイムには、伊勢うどんを提供している。

  1. ほろ苦い伊勢茶のティラミス 山村牛乳と野ばらのはちみつ
  2. 店内
  1. ドルチェで人気なのが「ほろ苦い伊勢茶のティラミス 山村牛乳と野ばらのはちみつ(税込700円)」。野ばらの香りがほんのり漂う上品な味わいが魅力
  2. 伊勢型紙をアレンジした仕切り、伊勢木綿を使ったブラインド、ヒノキのコースターやランチョンマット、四日市市在住の陶芸家が制作した食器など、インテリアに三重の工芸が生かされている。洗練された空間はゆったり食事を楽しむのに最適だ
複数の県に囲まれ、柔軟性バツグン!
古くから山海の幸が豊富で、伊勢神宮や熊野古道などに観光客が集まったため、自分の考えと異なっていても受け入れる柔軟性の高い人が多いです。県全体が縦長なので、北部は愛知、中部は大阪や奈良、南部は和歌山の影響を受けており、方言もまちまち。習慣も文化も独自に発達していて、イタリアのように地域それぞれに味わい深い魅力があります。食材、見どころともトップクラスなのに、PR下手で他県からは地味なイメージが付く保守的な側面も持っています。
コレぞ、ふるさとの味!ご当地で愛される品
はさめず
はさめず創業120年を超える老舗の醤油。「箸で挟めない副食」という伝承から製品名を命名。創業時の道具や蔵を現在も使っていて、蔵は登録有形文化財にも指定されている。脱脂加工大豆ではなく丸大豆を使用。薄口なので料理の色合いを損ねないはさめず 120ml 税込380円/株式会社福岡醤油店

基本情報

店舗外観
名称 三重テラス レストラン&カフェ
所在地 中央区日本橋室町2-4-1
浮世小路千疋屋ビル「YUITO ANNEX」1F
電話番号 03-5542-1030
営業時間 11:00〜23:00(L.O. フード22:00、ドリンク22:30)
定休日 不定休(施設に準ずる)
公式サイト https://www.mieterrace.jp/

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