芝神明 榮太樓(芝大門)
日本橋にある榮太樓總本鋪から暖簾分けされた1885(明治18)年創業の老舗「芝神明 榮太樓」。芝大神宮の参道近くにある店は第一京浜の裏通りに面し、ふらりと訪ねやすい素朴な雰囲気が漂う。
1902(明治35)年に誕生した江の嶋最中は、文豪 尾崎紅葉が名付けた同店の看板菓子。アワビ、カキ、ホタテ、アカガイの貝殻をかたどった一口最中で、中の餡子も粒餡、白餡、ゴマ餡、こし餡、柚子餡とすべて異なる。最中の皮は最高級もち米“みやこがね”、粒とこし餡には北海道産小豆を使用。初代から伝わる製法を踏襲しながら、現代の嗜好に合わせて微妙にアレンジを加えている。配るのに便利な個包装だが、保存料や着色料だけでなく脱酸素剤も使っていない。
袋を開けると、香ばしい香りが立ち上る。貝殻の形が何とも愛らしい。粒餡は小豆の粒感が控えめで全体的に滑らか。ゴマは風味が後から際立ち、白餡はさらりとした食感で優しい甘味に。こし餡は小豆のコクが、柚子餡は柚子の爽やかさが広がる。どれも存在感のある甘さなので、二口で終わるミニサイズでも満足度はしっかり。口元を汚さず食べられるのも女性にはうれしい。
手土産には6個・税抜800円の手軽なものから、48個・税抜5,220円の大容量までそろう。電話だけでなく、ハガキでも注文できる点がユニークだ。
名称 | 芝神明 榮太樓 |
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所在地 | 港区芝大門1-4-14 |
電話番号 | 03-3431-2211 |
営業時間 |
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定休日 | 日祝(8月中は土曜休) |
公式サイト | http://www.shiba-eitaro.com/ |
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