ふわふわの生地に口どけの良いクリームを巻いた、ショコラとマロンのスフレ。素材にこだわった創業以来のオリジナルケーキ

巴裡 小川軒 新橋店(新橋)

  • 2014/04/08
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ショコラスフレ(手前)、マロンスフレ(奥)ショコラスフレ、マロンスフレ 各1カット280円、1本1,500円
※消費期限 当日中
※1本は5カット分。前日までに電話で要予約
※価格はすべて税抜

ショコラスフレのセロファンを取ると、ふわっとカカオの香り。触れただけで跡が付きそうなふわふわの生地は、スポンジケーキと違って口に入れるとあっという間に溶けてしまう。スフレと呼ばれる理由が実感できる軽さだ。中の生クリームは固めで甘味も強い。生地のビターな味わいを程よく中和してくれる。上質なコーヒーと合わせたくなる大人な洋菓子は、辛党派にも好まれそうだ。

マロンはショコラよりもさらに口当たりが軽い。こちらは若干小麦粉を使っているというが、ショコラよりも早く食べた瞬間に溶ける感覚だ。中の栗も丁寧な下処理が施されており、洋酒が薫り高く、栗自体に旨味と歯ごたえがある。老若男女問わず、誰もに好まれそうなケーキと言える。

店には40〜60代の女性を中心に途絶えることなく客が来店する。50〜60代の男性も多い。素材の鮮度と持ち味を生かす先代の指針「材料8割、腕2割」を守り、天然にこだわる。果物は旬の時期のみ、バニラも厳選されたものを使用。作ったものはその日に売り切る。予約は1個から可能なので、夕方にほしい場合は注文しておく方が確実だ。

元祖 レイズン・ウィッチ/ティータイムクッキー(左側の10枚)、ふくろうサブレ(右)
  1. 年配者に馴染み深い元祖 レイズン・ウィッチ(10個入り 税抜1,000円)は巴裡 小川軒の看板商品。手作業で詰められたレーズンの濃い甘さ、生に近いクリームのコク、バターがきいたサクサクのクッキーが絶妙なバランスで、三位一体の美味しさを体現。手土産として焼き菓子と一緒に購入する客も多い。
  2. 7〜8種類のクッキーが1枚ずつ入ったティータイムクッキー(税抜360円)は、仕事や家事の合間のリフレッシュスイーツとしてヒット中。生キャラメルがサンドされたふくろうサブレ(税抜200円)は、「福を呼ぶ菓子」と縁起物としても使われる。

基本情報

店舗外観
名称 巴裡 小川軒 新橋店
所在地 港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1F
電話番号 03-3571-7500
営業時間 9:30〜19:00(土曜日は17:00まで)
定休日 日祝(祝は不定休)
公式サイト https://ogawaken.co.jp/

記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。