パティスリーリョーコ(高輪)
南仏「ミシェルブラン」で1年、パリ「アルノ・ラエール」で1年修業し、2005年に東大阪で開業した「パティスリーリョーコ」。2012年に高輪に移転し、本場仕込みの味や技術に一層磨きがかかっている。
「味も重さも中途半端はしないし、好きな菓子しか作らない」と宣言するパティシエの竹内氏。目指すは、フランス菓子らしいどっしりした味わいと弾力のある食感。特にチョコレートは、修業先のフランスで産地やカカオ分によって多彩な味が生み出せる奥の深さに衝撃を受け、いろいろなスイーツに組み込んでいる。北海道産小麦に、低水分の国産バターを使い、水っぽさから味がボケないよう細心の注意を払う。
もちろん、生ケーキだけでなく焼き菓子も然り。6種類のカラフルなケークも、個々の香りと食べごたえを追求。バナナは薫り高く、フィグはイチジクの食感を主体に、キャラメルは苦みとナッツがアクセント、オランジュは洋酒とフルーツのバランス感重視、抹茶はほろ苦で、チョコは甘さを控えてカカオの風味を前面に。
妥協のない味に近隣のマダムだけでなく、遠方から買いに来るスイーツ好きも多い。ホールケーキ以外は予約不可、取り置きもNG、売り切りじまいなので、平日正午あたりが狙い目だ。
名称 | パティスリーリョーコ |
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所在地 | 港区高輪3-2-8 |
電話番号 | 03-5422-6942 |
営業時間 | 10:30〜19:00(なくなり次第閉店) |
定休日 | 水・木 |
公式サイト | http://www.ryoco.jp/ |
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