定食とは違った美味しさが魅力のかつサンド。「とんかつ末吉 新橋店」でも、訪問先への差し入れから観劇・スポーツ観戦の小腹満たしまで、さまざまな用途で利用される人気の手土産だ。

箱にサンドが9切れ整然と並ぶ。普通の食パンより小ぶりで、口に入れやすい。ヒレ肉は山形の平田牧場「三元豚」、パンは箱に合わせて小型に焼き上げた高級角食と、定食と同じこだわり食材を使用している。

基本的に調理はオーダーを受けてから。小麦粉、卵、パン粉を手早くつけて、滑るように油へ。揚げたてのヒレかつの両面にソースを滴るぐらいたっぷりかけ、辛子バターを塗ったパンで挟む。
 一口かじれば、ヒレ肉とパンとソースの旨味が三位一体となって広がる。最後に辛子が少しピリリと効くのもいい。口当たりが軽いから、9切れあってもペロリと平らげられそう。1人で食べるなら、少な目の6切れ（税抜870円）を利用するのも手だ。

1. 大きなロースかつが1枚入った末吉弁当650円（税抜）。社内ランチに買うワーカーも多い。ご飯とおかずが別々になっており、ボリュームたっぷり！お好み弁当1,300円（税抜）、メンチかつ弁当1,100円（税抜）もある
2. カウンター6席と4人掛けのテーブル席が並ぶ店内1F。テイクアウト用の待合席もある。目の前でできあがっていく様を見るのも楽しい。サンドイッチはかつサンド以外に、三色サンド（ヒレかつ、卵、カニ・きゅうり）1,300円（税抜）もあり、いろいろな味を楽しむこともできる