国立新美術館に近い六本木7丁目にある「デンメアティーハウス」。1981年にウィーンで創設された紅茶ブランドのアジア1号店だ。

店内には約60種類の紅茶と約30種類のフルーツティーが並ぶ。多くのブランドが委託生産を行うなか、オーストリア国内の自社工場で一貫生産。茶葉の鮮度が高く、安全性も高い。ノンカフェインのフルーツティーが他ブランドより豊富なのも魅力だ。香料は天然素材を使用しているため、茶葉を焼き菓子などに加えることもできる。

紅茶ではホテルザッハで提供されているザッハブレンド、フルーツティーではイチゴの香りが漂うフルーツガーデンが定番人気。ダージリンにジャスミンをブレンドし、ベルガモットの香りを付けたザッハブレンドは、アールグレイに似た味わい。

アールグレイだけでも数種類あり、選ぶのに迷いそうだが、スタッフが茶葉選びからおいしい淹れ方、アレンジなど、気軽に相談にのってくれる。ビジネスの時はティーバッグ20袋のアソートや2缶を箱詰めしたセットが人気。ヘルシー志向の昨今、フルーツティーを手土産に選ぶのも粋かも!?

1. 紅茶で人気のザッハブレンド＆デンメアブレンド、フルーツティーで人気のフルーツガーデン＆ハッピーデーのティーバッグが入ったレッドボックスギフト（税込1,080円）。デンメアブレンドは、ダージリンとアッサムで構成された珍しいもの
2. シルバー缶に入ったザッハブレンド、赤缶に入ったフルーツガーデンと、人気のある皇妃エリザベート、ウィーン国立歌劇場、モーツァルトのオペラ「コシ・ファン・トゥッテ」のデザイン缶（各80g税込2,500円）。春にはイースターエッグを象った缶も登場
3. ダークレッドを基調に、サモワールやティーポットなどが飾られた店内は、上品で可愛らしい雰囲気。カフェが併設されており、店頭にある紅茶やフルーツティーをザッハトルテやクグロフといったウィーン菓子とともに味わえる