現在の写真シーンにおいて世界的に注目を集めているスペインの新鋭作家による写真展。参加作家は、スペインのカラフルな鳩レースを記録した『Paloma al aire』でその名を知られることとなったリカルド・カセス、クルマとそれに乗る人の関係性をテーマにした写真集『KARMA』が高く評価されたオスカー・モンゾン、「一番近いもの」と「一番遠いもの」という両極端の概念について構成した『Almost There』を撮影したアレイシュ・プラデモンド、スペイン最大級の都市型公園を舞台に撮影した『Casa de Campo』のアントニオ・ショウバノバの4人。それぞれ4年以上の歳月をかけ、スペインの土地とゆっくり向き合いながら制作された作品が並ぶ。日本ではまだ目にする機会が少ない、スペイン現代写真をいち早く見ることができる展覧会。会期は4月26日（日）まで。開催時間は11：00〜20：00。不定休。