2002年に開催された「THE ドラえもん展」以来、15年ぶりに続編として帰ってきた「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」が11月1日より開幕。
 村上隆、奈良美智、Mr.、蜷川実花など日本を代表するアーティストから、ドラえもんと一緒に育ってきた“ドラえもん世代”の若いアーティストまで、28組が「あなたのドラえもんをつくってください」のテーマの下、渾身の作品を発表する。

 タイムマシンでの時空間移動を乾漆で表現した渡邊希の「タイムトラベル」、彫刻に3DCGを投影してドラえもんの機械生命観を表した西尾康之の「OPTICAL APPARITION」など、国民的キャラクターが様々な技法やアイディアで、現代アートになる瞬間を存分に楽しめる。また、2002年の展覧会にも参加したアーティストたちの、当時の作品も並列で展示されるので比べてみるのも面白い。

 写真は、藤子・F・不二雄の絵がポイントだという大型の新作「あんなこといいな 出来たらいいな」の前で、フォトセッションに応じる村上隆氏。

会期は2018年1月8日（月・祝）まで。会期中無休。時間は10:00〜20:00（火曜は17:00まで）。