太陽の塔 1967-2018 -岡本太郎が問いかけたもの-

岡本太郎記念館(南青山6-1-19)

  • 2017/11/6(月)
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太陽の塔 1967-2018 -岡本太郎が問いかけたもの-

 2018年3月、あの「太陽の塔」がついに塔内の修復を終え、半世紀ぶりに公開される。その再生を記念して、岡本太郎がプロデューサーとして大阪万博に参画した1967年から、再び命を吹き込む2018年までの足跡を振り返り、大阪万博テーマ館をミニチュア立体化、3次元で追体験する展示がスタートした。

 太陽の塔の内観模型では、1970年当時の塔の最上部や腕の中まで正確に再現。また、塔内部を貫く生命の樹の模型は、単細胞から人類まで生物進化のプロセスを表す292体の“いきもの”がびっしりと再現され、これが高さ45mの巨大な樹として復活する事を想像するだけで眩暈を起こしそうだ。

 他にも、3つのエリアからなる地下展示の模型、岡本太郎の構想段階の習作や当時の新聞記事など貴重な資料・映像も公開され、いやが上にも来年3月の公開に期待が高まる。

 あの時、岡本太郎が日本社会に問いかけたものは何だったのか。そして、今を生きる私たちに何をもたらすのか、生まれ変わる太陽の塔と共に考えたい。

会期は2018年5月27日(日)まで(2月21日から一部展示替え有り)。火曜休。時間は10:00〜18:00。

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