レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル

森美術館

  • 2017/11/16(木)
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レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル

 金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」で知られる現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒの世界でも過去最大規模の個展。初期から新作まで44点のインスタレーションや映像・写真などが展示され、その8割は日本初公開だ。

 舟が水に浮かんでいるように見える「反射する港」、ガラスに映った自分の姿が亡霊のように浮かび上がる「教室」など、人間の思い込みや錯覚を利用したレアンドロの作品は、その仕掛けを全て見せてくれる事で、鑑賞者の固定概念に揺さぶりをかけ、誰しもが直感的に作品の世界に入り込む事ができる。
 展示は全て撮影OKで、体験型の大型インスタレーションも多数用意されているので、テーマパークに遊びに行く感覚で、最新の現代美術に触れてみては。

 写真は、重力に逆らったアクロバティックな光景が生まれるインスタレーション「建物」に挑戦する、特別ゲストの本田望結さんと妹の紗来さん。

会期は11月18日(土)〜2018年4月1日(日)。会期中無休。時間は10:00〜22:00(火曜は17:00まで)。

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