国立新美術館
日本を代表するテキスタイルデザイナー須藤玲子(すどうれいこ)デザインの布を使った、319匹のこいのぼりが泳ぐダイナミックなインスタレーションが登場!
国立新美術館のもっとも大きい展示室を使った本展は、フランスの展示デザイナーアドリアン・ガルデールと、ライゾマティクスの齋藤精一(さいとうせいいち)とのコラボレーションで、サウンドはアート・デザインユニットのsoftpadが手がけており、同館においても過去最大規模のインスタレーションだとか。
こいのぼりと言うと、高い場所に飾ってあるものというイメージが強いが、本展では入口の外から始まるこいのぼりの列が、自在に高さを変えながら観客の目の前を通過、颯爽と出口へ進んでいくという、大胆で流動的なインスタレーションが見事だ。
プレス内覧会に登場した須藤さんは、「319匹のこいのぼりは全て違うテキスタイルですが、素材は一緒で色違いなどファミリーこいのぼりもいるので、ぜひ探してみてください」と、さらに展示を楽しむ方法を教えてくれた。
また、観覧は無料なうえ、自分だけの小さなこいのぼりを作れるコーナーなども登場するので、多くの年代の人が楽しめそうだ。
会期は4月11日(水)〜5月28日(月)。火曜休(5月1日は開館)。時間は10:00〜18:00(金・土曜、4月28日〜5月6日は20:00まで。5月26日は22:00まで)。
【写真】須藤玲子+アドリアン・ガルデール+齋藤精一《こいのぼりなう!》 2018年 国立新美術館展示風景
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