JR7社や東京メトロなど全国の鉄道会社が全面協力した大型の鉄道展が開幕。六本木ヒルズの52階全てが会場となるのは、初めての試みだという。

 海抜250mからの景色と最新テクノロジーが融合した“天空駅”と、段ボールの精緻な原寸大一号機関車が並ぶ、スカイギャラリー入口の展示は圧巻。昼と夜で演出が変わるので時間を変えて再訪するのがオススメだ。
 また、森アーツセンターギャラリーでは、国鉄時代の上野駅舎を再現したウェルカムゲートから入場。全国の鉄道系博物館でも見ることのできない数多くのヘッドマークの展示や、1964年〜現在までの国鉄＆JRの全時刻表、豪華寝台列車トワイライトエクスプレスの原寸大模型の初公開など、鉄道ファン垂涎のマニアックな展示が堪能できる。
 くわえて、インタラクティブなインスタレーション、アニメーション×鉄道コーナー、「電車でGO!!」などのゲーム体験など、家族連れやそこまで鉄道に詳しくない人でも楽しめるコンテンツも多い印象だ。

 本展アンバサダーの中川家礼二さんと松井玲奈さんは、「JR7社の制服が揃うのはすごい（礼二）」「特に新幹線が好きなので、先端の鼻やアンテナが間近で見られて感動（松井）」と、それぞれ個人的な見どころについて語った。

【会期】12月3日（火）〜2020年3月22日（日）
【休館日】会期中無休
【時間】10:00〜20:00（火曜は17:00まで）※入場は閉館の45分前まで