リニューアル・オープン記念展 U 日本美術の裏の裏

サントリー美術館

  • 2020/9/29(火)
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リニューアル・オープン記念展 U 日本美術の裏の裏

 サントリー美術館のリニューアル・オープン記念展第2弾、「日本美術の裏の裏」が9月30日よりスタート。

 今回は、何をどう鑑賞したら良いのか悩める日本美術初心者に向けて、教科書では教えてくれない日本美術の面白さの一端を紹介。技法や流派などの詳細情報はひとまず横に置いておき、「この作品をどこに飾りたいかな?」「なんだかジワジワくる絵だな」「描かれている人は何をしているんだろう?」など、純粋な興味を掻き立てるような作品解説や展示方法で、古美術の愉しみ方を提案してくれる。
 例えば、本展のメインビジュアルにもなっている円山応挙の《青楓瀑布図》の前では、縦180cmの大きさを活かし、実際に滝壺でマイナスイオンを浴びているような「仮想現実」の世界へ誘ってみたり、やきものの多彩な表情を「景色」 に例え、360度ぐるりと自分の好きな景色を探せるように展示したり。日本美術は詳しくないという人でも、親近感や新鮮な視点を持って愉しめるよう工夫されている。

 第1弾「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」に引き続き、本展も全作品撮影OK。作品・ポイント解説も非常に親しみやすい文章で書かれているので、日本美術の面白さを知るキッカケとしてぜひ訪れてみてほしい。

【会期】9月30日(水)〜11月29日(日) ※会期中展示替えあり
【休館日】火曜(11月3・24日は18:00まで開館)
【時間】10:00〜18:00(金・土曜、11月2・22日は20:00まで)

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