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71歳から105歳まで全員現役!女性アーティスト16名に光を当てる「アナザーエナジー展」開幕

71歳から105歳まで全員現役!女性アーティスト16名に光を当てる「アナザーエナジー展」開幕

森美術館

2021/4/21(水)  リニューアルオープンした森美術館にて、「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」が4月22日に開幕。

 1950年代から1970年代にかけて活動を始め、2021年の現在に至るまで世界各地で制作活動を続ける女性アーティスト16名に光を当て、その挑戦し続ける力の源に迫る本展。全員が50年以上のキャリアを持つ彼女たちは、出身地、現在の活動拠点、表現方法、さらに生き方まで実に多様で、それを反映するように会場のセクションも作家ごとで雰囲気ががらりと変わる。
 展示室で一番最初に目に飛び込むのは、部屋いっぱいに立ち上がるフィリダ・バーロウの立体作品。安価な工業用材料を使った今にも崩れそうな造形が、見る者に直感的で感情的な体験をもたらす。
 また、大きな窓の前に配置された、リリ・デュジュリーのミニマムな作品は、背景と相まってなにか神聖な空間に立ち入ったような瞑想的な空気感をはらんでいる。
 そして、今展のメインビジュアルにもなっているミリアム・カーンの謎めいた絵画群、社会に氾濫する情報やゴミなどの圧倒的な質量に、自身のアイロニックな作品で立ち向かう三島喜美代の巨大作品群と、その熱量の大きさは本当に全員が70歳以上なのかと疑ってしまう程の迫力だ。

 今展によせて撮影された各作家へのインタビューも、非常に見応えがあるので、ゆっくり時間をかけて巡ることをオススメしたい。

【会期】4月22日(木)〜9月26日(日)
【休館日】会期中無休
【時間】10:00〜22:00(火曜は17:00まで) ※4月22(木)〜5月11日(火)は10:00〜20:00(5月4日以外の火曜は17:00まで) ※入館は各閉館の30分前まで
※日時指定予約制