独自開発の最新VR技術で、臨場感のある火災時初動訓練を実現

森ビル

  • 2021/9/1(水)
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独自開発の最新VR技術で、臨場感のある火災時初動訓練を実現

 防災の日にあたる9月1日、森ビルが最新のVR技術を活用し独自開発した「火災時初動訓練VRシミュレーター」 が公開された。これにより、現実世界で体験することが難しい臨場感のある初動訓練を、いつでも、どこからでも、何度でも、仮想空間において実施することが可能に。

 本VRシミュレーターでは、虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーを再現した仮想空間内で、訓練者が実際に火災報知機を鳴らしたり、燃え上がる炎の前で消火訓練を体験できる。さらに、今後は、扉に触れた際に火災による熱を疑似体験できる、感熱デバイスの導入も検討されている。また、訓練者の判断・行動に対する採点機能も搭載されており、担当者の主観に頼らない、客観的な採点結果によって、より効率的なスキルの向上が期待できる。

 コロナ禍で人流抑制やさまざまな行動制限がある中においても実施が可能なため、今月より早速、森ビルの管理・運営に関わる現場社員やスタッフを対象とした、本VRシミュレーターによる初動訓練が順次開始される予定だ。

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