六本木ヒルズ アリーナ
11月6日、六本木ヒルズ アリーナにて、「エイブルpresents第74回全日本フェンシング選手権大会」の個人戦決勝が開催された。
74回目にして初の屋外開催となった日本一決定戦は、2年ぶりの有観客でオンライン配信も実施。従来の「コンサート型」から「フェス型」の演出に挑戦するなど、タレントで元十種競技日本チャンピオンの武井壮新会長体制の下、フェンシングを知らない人でも感動体験をシェアできるような大会へと躍進。
出場選手は、東京2020オリンピックで金メダルを獲得した男子エペ団体メンバーである加納虹輝選手を筆頭に、決勝進出12選手の内、8選手がオリンピアン。パリ大会での活躍が期待される選手も数多く含まれる豪華な布陣で、国内最高レベルのフェンシングを披露。直射日光の影響で急遽ピスト(競技コート)の位置を移動させるなど、屋外初開催ならではのハプニングもあったが、白熱した試合の連続に会場は終始熱気に包まれていた。
エペでは加納虹輝選手と佐藤希望選手、フルーレは永野雄大選手と上野優佳選手、そしてサーブルは吉田健人選手と高嶋理紗選手が、男女それぞれ優勝に輝いた。
【画像】©日本フェンシング協会 / 竹見脩吾
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