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「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡−市民が創った珠玉のコレクション」プレス内覧会

「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡−市民が創った珠玉のコレクション」プレス内覧会

国立新美術館

2022/6/28(火)  ドイツ・ケルン市が運営するルートヴィヒ美術館は、市民からの寄贈を軸にコレクションが形成されてきた。館名に名を冠するルートヴィヒ夫妻をはじめとする市民コレクターたちに焦点を当て、20世紀初頭から現代までに特化した世界有数のコレクションから代表的な作品を紹介する展覧会が開催。

 一般公開に先立ち、開催されたプレス内覧会のギャラリートークでは、ルートヴィヒ美術館長イルマーズ・ズィヴィオー氏と国立新美術館学芸課長の長屋光枝氏が登壇。開催に際しズィヴィオー氏は、「一般市民が貢献してきた当館のコレクションの概略やハイライト作品を日本の皆様に広く見て頂けることは大変幸栄」とし、「図録の表紙も飾るピカソの《アーティチョークを持つ女》(1941)は繊細な作品のため、めったに他館に貸出してこなかった。反戦の意味も込められた同作を、戦争が起こっている今こそ、多くの方に目にして頂きたい」と語った。
 また、本展のオフィシャルサポーターを務めるトラウデン直美氏も登壇。「父の出身地ケルンの美術館に関わることができた縁に感謝したい」と語り、彩を添えた。

 世界で3本の指に入るピカソのコレクションや、ヨーロッパで最大級のポップ・アートのコレクション、表現主義や新即物主義などのドイツ近代美術と同時代に発展したロシア・アヴァンギャルド、写真史を網羅する質・量ともに優れたコレクションなどが一堂に会するまたとない機会。美術を愛した一般市民の思いあふれる珠玉の152点に圧倒される。

【会期】6月29日(水)〜9月26日(月)
【休館日】火曜
【時間】10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで