中村一美展 プレス内覧会

国立新美術館

  • 2014/3/18(火)
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中村一美展 プレス内覧会

現代日本を代表する画家、中村一美氏の大規模な個展がスタート。絵画は何のために存するのか 絵画とは何なのかという疑問に向かい、戦後アメリカの抽象表現主義絵画の研究から出発し、様々な試みを探究してきた同氏の学生時代の習作から最新作「聖」まで、約150点の作品を紹介する。力強いタッチとインパクトのある色遣いで描かれたワイドサイズの作品が多くを占め、そのひとつひとつが圧倒的な存在感を放つ。作家初の試みとして部屋の全壁に斜行グリッドのウォール・ペインティングを施し、さらに重ねて絵画作品を展示した空間は、個々の作品を鑑賞できると共に、空間全体を1つのインスタレーションのようにも感じることができ興味深い。社会への表象と批判、死と再生の暗示などのテーマに対峙してきた作家の世界観を体感できる見応えのある企画展。会期は5月19日(月)までの10:00から18:00(金曜は20:00まで、4月19日(土)は22:00まで)。入場は閉館の30分前まで。火曜休館(ただし4月29日(火)、5月6日(火)は開館、5月7日(水)は休館)。

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