パナソニック汐留美術館(新橋)
松下電工(当時)が2003(平成15)年4月の東京本社ビル建設を機に、本社内に設立した美術館。1990年代末より社会貢献の一環として収集・所蔵してきたジョルジュ・ルオーの作品を常設展示するほか、事業とかかわりの深い建築・住まい、工芸・デザインをテーマにした企画展も開催している。
ルオーのコレクションは約230点にも上り、《人物のいる風景》などの初期作品から《マドレーヌ》のような晩年の油彩画、《ミセレーレ》、《流れる星のサーカス》、《悪の華》などの代表的版画作品と、希少なものも多く含む。年1〜2回、フランスのジョルジュ・ルオー財団と共同企画展を開き、音楽、宗教、友人や恩師など、多様な切り口で、作品の魅力やルオーの人なりを紹介している。別テーマの企画展が開催されている期間でも、常設のルオーギャラリーにて、作品を展示。いつでも鑑賞が可能だ。
また、パナソニックと縁のある建築家やアーティストの作品約70点も所蔵する。建築や工芸などがテーマの企画展では、キッチンや茶室などの空間再現、親しみやすい体感展示を重視。実生活の中でも、アートを身近に感じられる工夫が凝らされている。
名称 | パナソニック汐留美術館 |
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所在地 | 港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F |
電話番号 | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
料金 | 展覧会により異なる |
営業時間 | 10:00〜18:00(最終入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 水曜日(祝日の場合は開館)、夏季休業期間、年末年始、館内整理期間など |
アクセス | JR・銀座線・浅草線・ゆりかもめ「新橋駅」徒歩6〜8分 大江戸線「汐留駅」徒歩5分 |
公式サイト | https://panasonic.co.jp/ls/museum/ |
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