アークサウスタワーの地下にある“アークキッチン”で開店からランチ終了まで行列が絶えない「笑壷(えつぼ)」。品数豊富な定食は老若男女のツボを押さえて人気沸騰。
ランチは筑波地鶏の特製親子丼(税込950円)と笑壷定食の2択だが、9割方が定食をチョイス。人気の理由は、毎朝捌く刺身と品数の多さ。ブリ、鯛、ネギトロの盛り合わせは、それぞれ量もたっぷり。加えて、サバ、アジ、サーモン、季節の魚の4種類から選べる焼魚と、だし巻玉子、生卵、冷奴、納豆、おひたし、とろろの6種類から2品が選べる小鉢が付く。ご飯はおかわり自由、味噌汁や小鉢の追加は100円とコスパの良さは脱帽もの。「選択肢は多い方がいいから」と話す店主の東武義氏は、9年前からこの定食を続けているのだという。
プリッと歯ごたえの良い刺身はそのままでも十分美味しいが、ご飯にのせてとろろで山かけ海鮮丼にするのもオススメ。だし巻き卵はだしの塩分が効き、煮物は甘めなので、甘辛の変化が楽しめる。艶やかなご飯は、東氏の実家である寿司店で使っている米と同じもの。噛みしめると美味しさが広がり、刺身にもよく合う。
ランチはご飯に限りがあり、180人分ほどで終了。時には早くに売り切れることもあるため、できるだけ早めに来て並びたい。
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