クチコミ人気ランチ
美味しいランチは仕事の活力源!港区界隈のオフィスワーカー御用達ランチをご紹介します。

見た目も、味も、価格もインパクト強し
八百屋ならではの産直野菜! 鮮度と旨味をリーズナブルに食す
旬八キッチン虎ノ門店(雲仙市コラボ店)

八百屋の平弁(唐揚げ弁当、鶏肉の塩麹焼き弁当)

八百屋の平弁 各税込550円
※写真左から唐揚げ弁当、鶏肉の塩麹焼き弁当

虎ノ門36森ビルの地下にある「旬八キッチン虎ノ門店」。“新鮮・おいしい・適正価格”をモットーに、産直野菜など旬な青果をリーズナブルに提供している八百屋「旬八青果店」が運営する、惣菜とお弁当を扱うお店だ。リーズナブルな価格のお弁当は定番からオリジナリティあるものまで幅広く、どれも野菜がしっかり摂れると人気。女性に好評なのはもちろん、最近は20〜30代の男性の利用も増え、20〜80代まで幅広い客層が利用している。

野菜売り場段ボールにマジックで書いた商品プレートが並ぶ店内。スタッフの熱い思いがひしひしと伝わってくる。ランチタイムは野菜の代わりにお弁当が真ん中に並ぶ

お弁当は、全部で8種類。定番の四角い容器に入った平弁が5種類で各税込550円、上がオカズで下がご飯の丼型容器に入った丸弁が3種類で各税込500円。取材時は平弁が、唐揚げ、鶏肉の塩麹焼、鯖味噌、イワシ甘露煮、鮭の幽庵焼と固定メニューとなっており、丸弁は日替わりで、ラタトゥイユ、タンドリーチキン、親子丼だった。メニューは、柚子胡椒マヨチキン、カレー、酢豚を鶏肉でアレンジした酢鶏、挽肉のトマトスパイス煮込み、高知サバのソテー トマトソースかけなど、バリエーション豊か。特に、ジェノベーゼの人気が高く、チキンや魚のグリルのソースとしてよく登場するという。
 「一気に成長して取れ過ぎてしまった野菜、大きくなり過ぎた野菜、傷がついた果物なども仕入れて、サラダ、スープ、ドレッシング、スムージーなどで活用しています」と、店長の西井大氏は話す。

スタッフ店長の西井大氏(写真右)と、キッチン担当の兒玉徳道氏(写真左)。ランチのピークタイム以外は、顧客との積極的なコミュニケーションも欠かさない

平弁の唐揚げと、鶏肉の塩麹焼きを実食。ご飯の上にドンと鎮座した大きなカット野菜が印象的だ。1つのお弁当に3種類が入り、野菜の種類は日によって替わる。なんとメインのおかずが入った所にも蒸焼きにしたカブを発見。1/4カットで皮付きなため、固さを気にしながらかぶりつくと、思いのほか柔らかくほんのり甘い。「野菜本来の味を楽しんでもらうため、お弁当に入れる野菜はオーブンで蒸し焼きにしています。焼くことで香ばしさを、蒸すことで甘味を引き出すのです。同系色、椎茸など黒い色のものは色合いが寂しくなってしまうため、組み合わせにも気を遣いますね」。と、キッチン担当の兒玉徳道氏。単に調理するだけでなく、野菜の味を楽しめるようにカットの大きさや切り方、熱の加え方など常に工夫を重ねているという。高知野菜の赤ピーマン“よさこいハニー”を縦半分にカットしてのせたときは、惣菜が隠れるくらいの大きさになり、かなり強烈なビジュアルになったとか。全て手作りで無添加、消毒も最低限なのも嬉しいポイントだ。その分、賞味期限は当日16時と短く購入後は早めに食べたい。

旬ムージー、サラダ葉野菜がたっぷり入ったサラダは付属の自家製ドレッシングで美味しさが一層アップ。野菜と果物の水分のみで作る旬ムージーも飲みやすく、毎日買うファンもいる

サラダにも注目。キャベツ系が2種類+レタス系が2種類にミニトマトが添えられる。同系統でも複数の野菜が組み合わされている点はさすが八百屋といったところ。キャベツのシャキシャキした食感とレタスのパリパリした食感がナイスだ。時季によっては、ワサビ菜やサラダ菜が入ることも。ドレッシングも侮れない。人参、玉ねぎ、大豆味噌と3種類から2種類が日替わりで登場。人参は鮮やかな黄色が華やかで、濃い甘味がキャベツやレタスと絶妙に合う。サラダ(大)はボリュームも半端ないので2個入りのいなり(税込180円)とセットにする人が多いとか。
 赤、黄、緑のうち、毎日2種類が店頭に並ぶ旬ムージーも手軽に野菜を摂れてオススメ。赤はビーツ、ドラゴンフルーツ、バナナ、リンゴ、パインなど、黄はパイン、ミカン、バナナ、リンゴ、ニンジンなど、緑はホウレンソウ、バナナ、リンゴ、ミカンなど。時にはイチゴが入る豪華な日もあるというのも、ワクワクして楽しい。
 「お弁当に入れる野菜は大きくカットするため、端が多く出るのですが、そういった部分をスムージーに入れて、無駄なく使うようにしています」と、兒玉氏。緑のスムージーを飲んでみると、青臭さはなくミカンの濃い甘味が強め。これなら青汁などとは違い、毎日進んで飲みたくなる。

雲仙の畑雲仙市の野菜は全店舗で扱うが、雲仙市とのコラボ店舗は虎ノ門店のみ。同店では、雲仙市の産直野菜を使った料理のイベントや限定メニューなどを展開していく予定だとか

青果は近隣住民や飲食店のスタッフ、仕事帰りのワーカーが利用。2014年、雲仙市市長が赤坂店を訪問したことをきっかけに仕入れから始まった連携は、2017年に同コラボ店を構えるまでに。現在、雲仙市の野菜は週2回の自社便で届く。また、バイヤーが現地まで足を運んで目利きした全国の野菜も仕入れ、旬の味わいが常に楽しめる品ぞろえが自慢だ。
 「なるべくお客様とコミュニケーションをとって、どんな野菜を求めているのかをヒアリングし、適した野菜をご案内します。規格外の場合はそのこともしっかりと。その成果なのか、お客様から感想をいただくことも多いです。人参嫌いな方が、自社農場で生産しているこの人参は食べられたとか、まかないにバターナッツカボチャを購入した飲食店のスタッフの方が天ぷらにしても美味しかったなど色々届くので、その声が新たなメニュー開発や商品説明に活かされています」と、西井氏。
 店頭には、規格より小さく2玉150円で並ぶミニ大根などのお値打ち品、ブロッコリーとケールを掛け合わせたアレッタなどの珍しい野菜、出荷時に落とすブロッコリーの葉といった一般の流通にはない野菜まで多種多様。これらの野菜が、お弁当にも随所に登場していく。野菜のプロが提案する野菜が美味して毎日でも懐が痛まないお弁当、ヘルシー志向の人だけでなく、むしろ野菜が苦手な人こそぜひトライして野菜本来の味を楽しんでみてほしい。

旬八キッチン虎ノ門店(雲仙市コラボ店)
店舗外観
港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36ビル B1F [MAP]
03-6459-0632
月〜金 11:00〜19:00
※ランチタイム 11:30〜14:00
定休日 土日祝、年末年始
2018年3月取材/2018年4月更新