クチコミ人気ランチ
美味しいランチは仕事の活力源!港区界隈のオフィスワーカー御用達ランチをご紹介します。

関西から上陸!混ぜて食べるスリランカ式が楽しい
スパイス、副菜、ライスの三位一体カレー
ポンガラカレー 赤坂アークヒルズ店

スリランカプレート

スリランカプレート 税込1,100円
※日本米は1,000円

今やスパイスカレーといえば関西がメッカというのはカレー好きの知るところだが、その関西カレー界で知らぬ者はいない、スパイスカレーの第一人者・黒田健氏が全面監修した店がアークヒルズにある。3階レストランエリアの一番奥に店を構える「ポンガラカレー」が、その東京進出一号店だ。
 2018年には、カレー偏愛家や評論家が尊敬すべきカレー店を全国から選出する「Japanese Curry Awards」で、黒田健氏の大阪の自店「アノニマス」とポンガラカレーが、グランプリにあたるメインアワードを受賞するなど、日本を代表するカレー店へとかけ上っている。

店内はテーブル・カウンターを合わせ27席。食券制になっている。

スリランカカレーをルーツに、日本人の舌にあうようにアレンジした本格スパイスカレーが楽しめるこちら。スリランカでは、ワンプレートにライス、数種のカレーと副菜を盛り付けるスタイルが一般的で、一番人気の「スリランカプレート」は、レンズ豆のカレー+お好きなカレー(4種からチョイス)の計2種のカレーと、副菜5種からなる、野菜中心のひと皿だ。カトリ(カレー用の器)を使わず直接盛り付けるのは、現地では具材を手で混ぜながら食べる習慣があるからだという。また、素材とスパイスの絶妙なバランスを常に安定させるために、少量を何度も手作りするのも、ポンガラカレーのこだわりだ。

店舗リーダーの小川由衣氏。一押しカレーは「スリランカチキン」と「帆立クリーム」。

そして、カレーや副菜のバラエティが非常に多いのも大きな特徴の一つ。ポンガラカレーでも、レシピはすでに100以上、副菜も30〜40種と、とにかくお客を飽きさせないラインナップに目を見張る。例えば、常時メニューに並ぶ精鋭カレーだけでも、サラッとしたスープ系の「スリランカチキン」、スパイスの粒をダイレクトに感じる日本風の「SPICE魂ビーフカレー」、レンズ豆をトロトロに煮た「レンズ豆のカレー」、大きめ野菜が優しい味わいの「スリランカの野菜カレー」、帆立の旨味がココナッツクリームにあう「帆立クリーム」など、ベース、濃度、辛さも千差万別。それに、「鶏せせりの黒胡椒カリー」など個性的な月替わりカレーも加われば、制覇する楽しみは何倍にもなる。
 さらに、さまざまな食材をスリランカ独特の調理法で仕上げた副菜も、色鮮やかで楽しい食感が新鮮だ。「ポルサンボル」と呼ばれるココナッツの和え物は、繊維質の食感とレモンや唐辛子のさっぱりした味付けが何とも不思議で、日本でいうふりかけの感覚でパクパク食べられる。また、「しめじのモジュ」は、トマトやビネガーの旨味と酸味が効いた絶妙な味つけが美味。副菜はどれも、カレーと合わさった時に最大限の力を発揮するよう、スパイスは感じつつもあまり主張しすぎない、日本人にも親しみやすい印象を受ける。

お米はぜひ、日本米ではなくバスマティライスをチョイスしよう。

そしてスリランカカレーの醍醐味は、この多彩なカレーと副菜をバスマティライスと混ぜながら食すること。バスマティライスとは、主にインド・パキスタンで生産されるパラパラとした細長いお米で、香りが良いことからアロマティックライスとも呼ばれている。サラサラとしたスープ系カレーと合わさっても、日本米のように水分を含んでベチャっとすることがないので、各食材の個性を際立たせながらしっかり調和も図る、名プロデューサーのような存在だ。日本米に比べカロリーが半分ということも鑑みれば、バスマティライスを選ばない手はない。

テイクアウトメニューの「スリランカカレー弁当」。電話予約も可能なので忙しいランチタイムにはちょうど良い。

テイクアウトメニューは「スリランカカレー弁当 800円」「SPICE魂カツカレー 900円」「SPICE魂ビーフカレー 700円」の3種を用意。一番人気のスリランカカレー弁当は、スリランカプレートと基本的に同じ内容だが、バスマティライスの水分の少なさのおかげで、少し時間が経ってもイートインとほぼ変わらない食感で食べ進められるのが嬉しい。

「このお店に入ってから、カレーが大好きになりました。知れば知るほど奥が深い世界です」と、スタッフが口を揃えるポンガラカレー。東京ではまだ馴染みがうすいが、その存在感はまさに黒船級だ。スパイスを愛しすぎた男・黒田健のスピリッツを感じながら、スプーン上に広がる無限大の味わいを満喫して。

ポンガラカレー 赤坂アークヒルズ店
店舗外観
港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3F
03-5797-7669
平日
11:00〜23:00
土日祝
11:00〜22:00
定休日 なし(アークヒルズの休館日に準ずる)
webサイト
2019年4月取材/2019年5月更新