透明アクリル板を媒体に地と図を反転させた図像を描く「画用紙」や、木板に数字を彫刻する「Plate」など、絵画の成立条件を考察し、鑑賞行為に関わる諸要素を分解・再構築するという手法で作品制作に向き合ってきた、本山ゆかり。本展では、初めて発表される水彩紙に色鉛筆の実践、および「Ghost in the Cloth」シリーズから最新作群を紹介する。 時間:12:00〜19:00/休廊日:日月祝/料金:無料/問合せ:03-6447-0500 >>本山ゆかり Call Me by the Name
長年にわたり、美術史上繰り返されてきた女性の身体描写に着目し、とりわけ「これらの偶像的表現が、私が女性としてこの世に生きるさまを反映し、またそれに影響を与えていること」について考察してきたダニエル・オーチャード。オーチャードが描く女性たちは、ただこの世の自分の居場所を主張するとともに、相反する感情や緊張感に満ちたマザーフッド(母であること)を暗示している。ペロタン東京では初の個展となる本展では、新作品群を通して、母親の重要性を中心に据えながら、母性体験の複雑性と向き合う。 時間:11:00〜19:00/休廊日:日月祝/料金:無料/問合せ:03-6721-0687 >>ダニエル・オーチャード MOTHER OF GLOOM
Myth In Motion
2024/9/21(Sat) - 11/9(Sat)
場所:KOTARO NUKAGA(六本木6-6-9 ピラミデ2F)
イギリス、イラン、アメリカをバックグラウンドに持ち、ペルシャ絨毯、中世イスラムの写本、中国絵画、浮世絵など幅広い視覚的伝統からインスパイアされた作品を発表してきたコア・ポアと、南米のアマゾンのウイトト族にルーツを持ち、祖母によって日常の中で語られた神話や先祖の逸話などの物語に強く影響を受けてきたレンベル・ヤワルカーニによる二人展「Myth In Motion」がKOTARO NUKAGAで開催。ポアとヤワルカーニが示す「神話」は、本展において鑑賞者の皆様と出会い、そこで生まれる文化的混淆によって予測不可能に創造的な「動的な神話」、つまり「Myth In Motion」として、新たな創造性の領域を切り拓く。 時間:11:00〜18:00/休廊日:日月祝/料金:無料/問合せ:03-6721-1180 >>Myth In Motion