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小川剛個展「Synchronicity」

小川剛個展「Synchronicity」
ヒデハルフカサクギャラリー ロッポンギ(六本木7-8-9 深作眼科ビルB1/1F)

2017/8/24(木)
 “プリズムの魔術師”と称される造形作家、小川剛(おがわ・ごう)の個展が開催中。
 偏光フィルムと様々な素材・表面加工を組み合わせて、立体やインスタレーションを展開する小川。本展では、水を張った作品に来場者がライトをあて天井に反射する光を楽しむ参加型インスタレーションと、地下の空間に設置された2枚のアクリル板を通して幻想的な光を体験する作品が展示されている。

 これまで様々な実験を重ねデータを収集してきた作家にとっても、完成した作品が創り出す光の世界は、予測を超えるワクワク感があるのだという。「ハッブル宇宙望遠鏡を通した宇宙の写真に魅せられ、それを再現したくて偏光フィルムを使った作品を作り始めました」という作家にとって、全ての作品は自然界のリアルな光の現象を追及したものだそう。しかし一方で、虚像と実像が生み出す視覚的なギャップなど、見る人の想像力をも同時にかき立てる力が小川の光には宿っているようだ。

 9月には六本木ヒルズA/Dギャラリーでの展示も控えており、ますます注目が高まりそうだ。写真は作家の小川剛さん。

会期は9月2日(日)まで。日祝休。時間は11:00〜19:00。