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野生展:飼いならされない感覚と思考

野生展:飼いならされない感覚と思考
21_21 DESIGN SIGHT(赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)

2017/10/19(木)
 私たち人間の内に潜む“野生”を引き出す方法を模索する企画展「野生展:飼いならされない感覚と思考」が、思想家で人類学者の中沢新一を展覧会ディレクターに迎え、10月20日よりスタートする。

 理性や合理性ばかりが前面にあらわれる現代では、私たちは画一化された思考の中で飼いならされ「夢さえも同じものを見る可能性だってある」と中沢は語る。しかし人間には誰しも自由に自身や周りを変化させていく力があり、その内なる想像力や知性を呼び起こす手がかりを見つけようと、様々なアーティストが多様なアプローチでそれに挑戦している。

 縄文時代から原始の神の形として祀られてきた「丸石神」の展示からスタートし、次の展示室では明治時代の博物学者・南方熊楠(みなかた・くまぐす)の研究をベースに3組のアーティストが野生を探究する。そして、鳥獣戯画や現代の可愛いキャラクターから、日本人の根底に息づく自然と人間の密接度を読み解くなど、自身を様々な角度で内省できる興味深い展示が続く。

 会期中は、「はみだし野生」「偶然性とつきあう」「丸い野生」など、様々なトークイベントも開催される。

会期は2018年2月4日(日)まで。火曜、12月26日〜1月3日休。時間は10:00〜19:00。