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ゲルハルト・リヒター Painting 1992-2017

ゲルハルト・リヒター Painting 1992-2017

WAKO WORKS OF ART(六本木6-6-9 ピラミデ3F)

2017/12/19(火)  現代美術の巨匠ゲルハルト・リヒターの、世界初公開作品や日本初公開の新作を含む個展がスタートした。今展は、WAKO WORKS OF ARTが開廊した1992年から2017年までの重要作品をリヒター自身がチョイスし構成した、ギャラリーの25周年記念展でもある。

 入口すぐで出迎えるのは、2016〜2017年に制作された油彩の抽象画5点。スキージーと呼ばれるツールで大胆に色を伸ばし削る手法はリヒター作品の特徴の一つでもあるが、「85歳になっても一貫した追及を続け、ここまで完成度の高い作品を生み出し続ける作家は奇跡に近い」と、ギャラリーディレクターの大坂さんは語る。

 また、ギャラリー奥には、世界初公開の作品や、ファン垂涎ものだという珍しい風景画、評論家をざわつかせたデジタル作品「STRIP PAINTING」に移行する直前の作品、代表作「Over Painted Photograph(写真の上に絵画を描く作品)」など、リヒターのエッセンスが凝縮された作品が並ぶ。

 なお、本展にあわせ、25年間の歩みを振り返る展覧会カタログと、作家初の評伝がそれぞれ出版される。

会期は2018年1月31日(水)まで。日月祝、12月28日〜1月5日休。時間は11:00〜19:00。