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生誕140年記念特別展 木島櫻谷 PartT 近代動物画の冒険

生誕140年記念特別展 木島櫻谷 PartT 近代動物画の冒険
泉屋博古館分館(六本木1-5-1)

2018/2/23(金)
 明治から昭和にかけて活躍した京都の日本画家・木島櫻谷(このしまおうこく)の作品の中でも、最も高く評価された動物画からその画業を辿る企画展。

 徹底した写生を大切にした櫻谷が残した写生帖は600冊以上にものぼり、そこから誕生する動物たちの絵画は、画面から飛び出さんばかりのリアルな生命力を湛えながらも、どこか優美で知的な印象も与える。
 写実表現と竹の構成美が一体となった代表作「寒月」、油彩画を意識した冒険作「獅子虎図屏風」など、目をひく作品はどれも、単に写実的なだけではない櫻谷なりの美意識が随所に現れており見応えがある。

 櫻谷の作品については、これまで所在不明のものも多く、なかなかまとまった形で展示される事がなかったが、今展では100年以上ぶりに発見され大がかりな修復を終えた「かりくら」など、多くの作品が初出展となり注目を集めている。

 4月14日からのPartUでは、花鳥画をテーマにした屏風作品などが展示される。

PartT:2月24日(土)〜4月8日(日)。PartU:4月14日(土)〜5月6日(日)。月曜、5月1日休(4月30日は開館)。時間は10:00〜17:00。