5月に入り、毛利庭園では例年通りカルガモの親子が元気に泳ぐ姿が観察できる。撮影時には良く晴れていたこともあり、7羽の雛と親ガモが水浴びをしたり、設置された餌場で餌をついばんだりと、自由に池の中を動き回っており、訪れた人々に癒しを与えていた。
 生まれたばかりの頃は親ガモの後をついていくだけだったという雛たちも、今では自分たちで先に面白い場所を探検したり、30cm以上高さのある岩からダイブしたりと、巣立ちの準備も着々と進んでいるようだ。
 例年であれば6月下旬頃の巣立ちまで、しばらく可愛らしいカルガモ親子の姿を観察できる。