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現代アートギャラリーTARO NASU、ピラミデに移転オープン

現代アートギャラリーTARO NASU、ピラミデに移転オープン
TARO NASU(六本木6-6-9 ピラミデ4F)

2019/6/11(火)
 馬喰町にあった現代アートギャラリー「TARO NASU」がピラミデの4Fに移転、6月7日スタートのこけら落とし展示で本格始動した。コンセプチュアル・アートを軸に、現代の感覚で再定義しても新しさを感じるアーティストをリプリゼント、現在国内外合わせ26名の作家を取り扱っている。
 木の床の温もりを感じるギャラリーは、いくつかの壁でゆるやかに空間を遮ることで、展示を探しながら奥に進むような遊び心のある設計で、マウントフジアーキテクツスタジオが設計を手掛けているそう。

 オープニング展示を任されたのは、コンセプチュアル・アートの旗手として世界的に活躍するローレンス・ウィナー。タイポグラフィを用いた作品が有名で、今展でも英語と日本語が対になった新作が壁を埋める。「OFTEN ADEQUATE ENOUGH(たいていは なんとか みあうだけの)」「A LOT MORE(もっと おおく)」など、質や量を対比するような言葉からは、自身にとっての価値が客観性と絶対性の上に成り立っていることを示唆し、よってこの言葉から受ける印象も鑑賞者に全て委ねられていることが分かる。「アートは答えを提供するものではなく、考えるキッカケである」というローレンスの哲学が色濃く反映された展示だ。

【開廊日】2019年6月7日 【時間】11:00〜19:00 【休廊日】日月祝 【展示会期】6月7日(金)〜7月6日(土)