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DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに

DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに
国立新美術館

2020/1/10(金)
 文化庁による新進作家育成プログラムで海外に送り出した人材を、日本のアートシーンにプレゼンするグループ展「DOMANI・明日展」。22回目となる今年は、国が展開する「日本博2020」のプログラムに参画する特別版として開催。

 多世代から精選された11名の作家が、日本、もしくは世界が経験したなんらかの被災――地震や風水害といった天災や、戦争や環境問題のような人為的災いにより生じた「傷跡」について、時間を経て生み出した表現を提示する。
 金木犀の葉6万枚を葉脈にし一枚の布のように繋いだ宮永愛子(みやながあいこ)の作品は、2010年から2011年春まで、東日本大震災の日を間に挟んで制作された作品であり、天井まで届く自然の営々たる循環が、再出発しようとする人々の心の機微を連想させる。
 他にも、遺作となった佐藤雅晴(さとうまさはる)の《福島尾行》、爆心地周りを川からとらえた藤岡亜弥(ふじおかあや)の写真シリーズなどが印象的だ。

【会期】1月11日(土)〜2月16日(日)
【休館日】火曜(2月11日は開館)、2月12日
【時間】10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで