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中村穣二個展「draMatic」

中村穣二個展「draMatic」

CLEAR GALLERY TOKYO(六本木7-18-8 岸田ビル2F)

2020/3/6(金)  手を使った躍動的なペインティングが持ち味のアーティスト中村穣二(なかむらじょうじ)の、オール新作個展が開催中。

 キャリアの初期からモノクロームの抽象画を代名詞としてきた中村だが、ここ数年カラー作品を精力的に制作。特に今展では「意識的に人物画を描きました」と宣言しており、これまでとはひと味違う展示となっている。
 モノクロームからカラー、抽象から具象と大きな変化が起きているようにも見えるが、作家にとってこれらは全て同じライン上にあるのだという。「モノクロの時も黒の濃淡に多層的な色彩を見出していて、それはカラーになっても同じような感覚で描いています。また、これまでも描くという行為に意味を持たせないのがテーマでしたが、自分にとって最も意味を持たないものはなんだと考えたら、それが“人物画”だったんですね。それはネガティブな感覚ではなく、意味が無いことで見えてくる何かがきっとあると思うんです」と今展への想いを語った。

 キャンバスに直接手で描くことで生まれる即興的で抑揚のあるストロークや、自由なキャンバス使いなど、その魅力は直接ギャラリーで体感してほしい。

【会期】3月6日(金)〜4月11日(土)
【休廊日】日月祝(ただし3月20・22日は開廊)
【時間】14:00〜19:00(土曜は11:00〜)