TOHOシネマズ六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、東京国際フォーラム 他
六本木を中心に毎年開催される東京国際映画祭(TIFF)が、今年も10日間の日程で10月31日よりスタートする。
新型コロナウィルスが依然として猛威を振るう中で、世界中の映画祭も多くが中止や延期を余儀なくされているが、TIFFはそのような状況下でも「映画館で映画を観る喜び」を伝えるべく映画館でのフィジカルな上映を基本として開催。もちろん、万全な感染症対策を行い、新たなオンライン企画も実施するなど、今年ならではの取り組みも次々とラインナップが発表されている。
オープニング作品は『全裸監督』の武正晴監督がボクシングを題材に描いた最新作『アンダードッグ』。森山未來、北村匠海ら演技派俳優による、男たちの魂の物語で映画祭の幕が開ける。また、クロージング作品は、天才絵師・葛飾北斎の物語を、独自の視点と解釈によって描いた橋本一監督の『HOKUSAI』に決定。
他にも、来日がかなわない外国映画の監督たちをオンラインでつなぎ、鑑賞者からの質問を受け付ける「TIFFトークサロン」、アジア各国・地域を代表する映画監督と、第一線で活躍する日本の映画人とのトークを毎日発信する「アジア交流ラウンジ」など、家にいながら楽しめるイベントも充実。
災禍の中でも私たちに日々の潤いと勇気を与えてくれる映画の持つ力を、この10日間できっと感じられることだろう。
【会期】10月31日(土)〜11月9日(月)
【時間】上映作品・イベントにより異なる
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