71歳から105歳まで全員現役!
彼女たちを突き動かす特別な力「アナザーエナジー」とは?
1950年代から1970年代にかけて活動を始め、2021年の現在に至るまで世界各地で制作活動を続ける女性アーティスト16名に光を当てた展覧会。年齢は71歳から105歳まで、彼女たちの50年以上におよぶキャリアを、初期作品から代表作、本展のための新作などにより多角的に紹介する。
近年、ジェンダー、人種、民族、信条など多様なアイデンティティの不均衡を正し、ダイバーシティ(多様性)を重視する動きが世界各地に広がっている。現代アートにおいてもこの10年ほどの間、1950年代から70年代に活動を始め今日まで継続してきた女性アーティストたちに注目が集まっている。
出展作家は、エテル・アドナン、フィリダ・バーロウ、アンナ・ボギギアン、ミリアム・カーン、リリ・デュジュリー、アンナ・ベラ・ガイゲル、ベアトリス・ゴンザレス、カルメン・ヘレラ、キム・スンギ、スザンヌ・レイシー、三島喜美代、宮本和子、センガ・ネングディ、ヌヌンWS、アルピタ・シン、ロビン・ホワイトの16名。出身は世界14ヵ国におよび、現在の活動拠点、表現方法、そして生き方まで多岐にわたる。
本展では、絵画、映像、彫刻、大規模インスタレーションにパフォーマンスなどの多彩で力強い作品約130点を通して、彼女たちを突き動かす特別な力、「アナザーエナジー」とは何かを考える。それぞれが置かれた環境や時代の変化のなか自らの信念を貫き、美術館やアートマーケットの評価にとらわれることなく、独自の創作活動を続けてきた彼女たちの作品を通して、フェミニズム、移民の歴史など世界の問題や事象、さらには美術史のさまざまな解釈なども見えてくるはずだ。
世界が未曾有の事態にある今、これら16名のアーティストたちが確固たる自らの信念を貫き生涯をかけて歩み続けている姿は、私たちに困難を乗り越え、未来に向けて挑戦するための力を与えてくれることだろう。
展覧会名 | アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人 |
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会期 | 2021年4月22日(木)〜9月26日(日)2022年1月16日(日) ※会期延長 |
休館日 | 会期中無休 |
時間 | 10:00〜22:00 20:00(火曜日は17:00まで) ※ただし11月23日、12月28日、1月4日・11日は20:00まで ※当面の間、時間を短縮して営業 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 森美術館 港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 【平日】一般 2,000円、高大学生 1,300円、4歳〜中学生 700円、65歳以上 1,700円 ほか 【土・日・休日】一般 2,200円、高大学生 1,400円、4歳〜中学生 800円、65歳以上 1,900円 ほか ※事前予約可 ※詳細はこちらをご確認ください |
公式サイト | www.mori.art.museum |
問合せ | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
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